
昨年あるドジャースファンがユーチューブに載せた動画がメジャーリーグファンの大きな関心を集めた。柳賢振がハンファに所属していた2012年、仁川でのSK戦の場面だ。ハンファの珍プレー集のようなこの映像は一つの試合で出た失策を編集したものだ。チームメートの失策が失点につながったが、柳賢振はただ笑っていた。
2014年、柳賢振は似た場面で微笑さえ隠した。集中して投げ、三振を奪った。ミスしたチームメートを励ましたのだ。投手が守備の失策にいら立てば、守備との仲が悪化するしかない。チームワークが乱れ、投手は平常心を失う。柳賢振は表情を管理しながら「利己的な投手」ではなく「チームメートのミスをかばうリーダー」としての姿を見せた。
ホ・クヨンMBC(文化放送)解説委員は「メジャー2年目の柳賢振は昨年より余裕があるようだ。努力とともに食事も調整し、体重をかなり落とした」とし「今日は低く制球され、良い結果が出た」と話した。
最下位チームのハンファを率いたエースが、今ではナショナルリーグ強豪ドジャースの開幕シリーズに登板している。第2先発ザック・グレインキー(31)のけがが理由だったが、柳賢振の技術と品格はメジャー第1、2先発として遜色ない。
柳賢振は打席でもさらに成長した。3回に先頭打者で打席に入り、トレバー・ケーヒルのカーブを右中間に打ち返した。昨年は直球ばかり狙っていたが、遅いカーブも正確にとらえた。4回は犠牲バント、5回は三振と、2打数1安打をマークした。ドジャースは7-5で勝った。
22日の開幕戦ではクレイトン・カーショー(26)が1失点と好投し、ドジャースが3-1で勝った。