
■「記念事業協力していきたい」
中国の程永華駐日大使が11日、香川県庁に浜田恵造知事を表敬訪問した。香川県と中国の陝西省は1994(平成6)年に友好県省提携に関する協定を締結しており、今年が20周年。県が今年秋に向けて準備をしている陝西省訪問などの記念事業の実施について、程大使は「できるだけ協力をしていきたい」と述べた。
程大使と浜田知事はともに、両国の交流が唐の時代に長安で学んだ弘法大師・空海に始まり、香川県出身で田中内閣の外相、首相などを歴任して日中国交正常化の中心的役割を果たした故・大平正芳氏らによって友好の礎が築かれたことに触れ、中国と香川県の友好関係の歴史は古く、縁が深いことを話し合った。
浜田知事は両国間について「現在、さまざまな課題があるが、こうした時であるからこそ、地方レベルでの交流が重要であると考えている」とした。陝西省を訪問する友好県省提携20周年の記念事業実施に向けて程大使に「お力添えをお願いします」と要望した。
程大使は「20周年は大きな節目。これをきっかけに友好関係がますます発展し、香川県も陝西省も交流を通じて、それぞれ発展できることを願っている」と語った。
県は、この記念事業について陝西省と連絡をとっているが、まだ明確になっていない。一昨年の日中国交正常化40周年の際の県の公式訪問も延期となり、その後も実現していない。
県によると、駐日中国大使が知事を表敬訪問するのは平成10年10月以来。今回は少林寺拳法本部(多度津町)訪問で来県した。