赤ちゃんの誕生を祝い、ふるさとに愛着を持ってもらおうと福山市は23日、新生児を対象に市花「バラ」の苗の無償配布を始めた。
同市本町の市民参画センターではこの日、記念の贈呈式が行われ、同市東町の会社員、中村祐也さん(31)と公務員、真澄さん(30)夫妻の長女で2カ月の梓乃ちゃんに、近藤洋児・市民局長から苗と記念プレートなどが贈られた。
苗の配布は「100万本のばらのまちづくり」の一環で、市内在住の新生児を対象に年4回実施する。今回は150人から応募があり、同センターで29日まで、市各支所で27日まで配布する。
真澄さんは「子供が植物を育てることに興味を持つ良いきっかけ。娘と一緒に大切に育てたい」と喜んだ。