
■のべ635人参加、現在80メートル 大阪のNPO法人など
手織りの「さをり織り」で東日本大震災の被災者を励まそうと、各国の津波被災地などを巡り発生日にちなむ311メートルに及ぶ布を織り上げる試みが進められている。大阪市都島区では今月、関係者らが中間計測し、80・3メートルにまで延びていることを確認した。
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津波被災地の製品を販売する任意団体「ツナミクラフト」(兵庫県西宮市)と、さをり織りを広めるNPO法人「さをりひろば」(大阪市都島区)が企画した。さをり織りは、大阪で生まれた手織りの一種で、世界55カ国で愛好されている。素材や織り方などは、作り手の自由な発想でできるのが特徴。
昨年12月4日から東日本大震災の被災地で縦糸部分を製作し、阪神大震災、インド洋大津波の被災地などで横糸を通すイベントを繰り広げている。これまでのべ23カ所、635人が参加した。阪神大震災発生から20年となる来年1月17日の完成を目指している。
ツナミクラフト代表、東山高志さん(47)は「311メートルを達成することで、みんなが未来を思い描けるようなアートになれば」と話した。