
八ツ場ダム建設で線路の一部とともに水没するJR吾妻線「川原湯(かわらゆ)温泉駅」の新駅舎が、現在地より約80メートル高台に完成した。
移転に伴い付け替えられる線路(岩島-長野原草津口駅間、約10・4キロ)の77%はトンネル区間だ。標高590メートルの山の斜面を切り崩して建設した新駅のホームは全長約155メートルで、7両編成の上下線の列車が行き交えるようになっている。
新駅舎は鉄骨平屋建ての黒と茶色の落ち着いた外観だ。駅舎北側の壁と、改札からホームまで下りる階段の両壁は、いずれも全面ガラス張り。JR東日本高崎工事区の園田弘世区長は「ダム湖が一望できるようになりますよ」と話した。
吾妻線は今秋、新線に切り換わる予定だ。