
【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの海事安全局は21日、行方不明になったマレーシア航空機の残(ざん)骸(がい)の可能性がある浮遊物の捜索を前日に続き行った。
同局によると、捜索にはオーストラリアと米国の哨戒機など航空機5機が参加。捜索海域はオーストラリア西部パースの基地から約2500キロ離れており、各機の捜索は約2時間に制約されている。近くを航行していたノルウェーの運搬船など商船も捜索に協力。オーストラリアの艦船も22日に到達する予定。
しかし、現場のインド洋南部は(1)波や風など厳しい気象条件(2)海流が速く浮遊物は16日の撮影時から数百キロ流されているとみられる(3)潮の流れでさまざまな浮遊ゴミが集まりやすい-など環境は厳しい。飛行時の実態解明に不可欠なブラックボックスは、海中でも音波を発信する構造だが、電源は約30日で切れる。
8日に消息を絶って22日で2週間。捜索は時間との戦いとなっている。
【ブリュッセル】欧州連合(EU)首脳会議は21日未明(日本時間同日朝)、ロシアによるウクライナ編入決定に対して、12人をビザ発給禁止と資産凍結の対象とする制裁リストに加えると発表した。また、ロシアがウクライナを脅かし続けるならば本格的な経済制裁を科すとあらためて警告した。
12人の中にはプーチン大統領の執務チームのメンバーも含まれており、EUが既にビザ発給停止に伴う渡航禁止、資産凍結の対象としたロシア人とクリミア人のリスト21人に追加されて合計33人になる。EU首脳会議でのこの追加措置は、米国と協調して打ち出した措置だ。米国は20日に個人31人とロシアの銀行1行を標的にした制裁リストを公表した。
EUの新たな制裁対象となる個人は、21日中に名前が公表される見通しだが、リストに詳しい関係筋によれば、すべてロシア人で財界人は含まれないという。EUのファンロンパイ大統領は「彼らの中には極めて高位な人物がいる」と述べた。EUの当初のリストにはこうした高位の人物は恐らく含まれていなかったもようだ。
制裁対象の人物の氏名をめぐるこのような秘密主義は異例。これは制裁対象にされる当該個人がEUの公式発表前に資産を移転するのをEU当局者が防止しようとしているためだ。状況に詳しい当局者によると、EU首脳会議に出席した加盟各国指導者は側近を連れて会合に臨めなかったし、会議の最中はWi-Fi(ワイファイ)や電話も遮断されたほどだという。
EU首脳会議はまた、ロシアがウクライナに介入し続けた場合に備えて、「標的とする経済措置」のためのプランを作成するようEUの執行機関である欧州委員会とEU加盟各国に要請したと述べた。
複数の韓国メディアは6日、スペインのサッカーユニフォーム専門サイトが5日に公開したサッカー日本代表の新しいユニフォームに、日本帝国主義の象徴である戦犯旗「旭日旗」を連想させるデザインが施されていることが判明し、韓国で騒動になっていると報じた。
報道によると、日本代表が2014年ブラジルワールドカップ(W杯)で着用する新しいユニフォームは、濃いめのブルーの上着に、白色のズボンという組み合わせ。しかし、上着の左胸にあるエンブレムを中心に、八方に放射線状の線が薄く伸びており、この部分が韓国では「旭日旗のようだ」として問題視されているという。
韓国メディアは「白地に赤い線という組み合わせではないが、旭日旗を十分に連想させるデザインだ」と批判。「旭日旗は第2次世界大戦で日本帝国主義が使用した戦犯旗だ。新しいユニフォームに対する日本サッカー協会の公式発表はないが、このデザインを使用するなら、アジアはもちろん、世界的な騒動を巻き起こすだろう」と懸念を示した。
日本代表の新しいユニフォームについて、韓国のネットユーザーは怒りをあらわにしている。韓国メディアによると、ネット上には「日本が旭日旗のユニフォームを着た場合、アジアに対する挑発とみなすしかない。アジアサッカー連盟、国際サッカー連盟による措置が必要だ」、「ドイツ代表がナチスの象徴であるハーケンクロイツを使用することと同じだと、世界に知らせるべきだ」などの意見が集まっているという。(編集担当:新川悠)(写真は国民日報<http://www.kukinews.com>の6日付報道)