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2026.06.27|コメント(-)トラックバック(-)

仕事と家庭で超多忙、自分の限界を知るには


 あなたの尊敬する友人が、資金集めのためのパーティーの責任者になってくれと頼んできたとしよう。あなたにはフルタイムでの仕事があり、友人の依頼は大変な仕事のようだ。しかし、彼女を見てみよう。PTAで活動する働く母親で、初めてのマラソンを完走したばかりで、娘と一緒にバイオリンを弾き、活発な社会生活も送っている。彼女にできることがなぜあなたにできないのか。手がいっぱいの時はどう言えばいいのか。

 最適な状態は人によってまちまちだ。不幸なことに、ほとんどの人は自分が限界に達しており、新しいことにイエスと言い続けるのをやめる必要があることを認識できない。多くの人は他人を見習う。例えば新しい要求に決してノーと言わない上司とか、仕事と家庭を両立する同僚とか。

 自分の限界をやっとのことで知った人たちに言わせると、過大な負担の初期の警告に気付くには訓練と計画が必要だ。マイケル・モーズリーさんは6年前、2人の子育てを手伝う一方でオレゴン州にある非営利寄付団体の理事として働き、その時間は週に80時間にもなった。「狂ったほど忙しかった」という。

 モーズリーさんは、一番の働き者として見られようと競争していたと話す。「1日の最初のメールと最後のメールを送るのが自分であることを上司に知ってもらいたかった」という。不眠症と胃のむかつきをはね飛ばし、彼は職員に対してぶっきらぼうでいらいらするようになった。対人関係を改善しなければ職を失うかもしれないと上司に警告された時、彼はやっと「限界を越えて」いたことを認識した。

 彼はコーチングを受け、より多くの仕事を職員に任せて週労働時間を50時間にまで減らした。以前より多くの時間をかけて部下の話を聞き、妻や子供といる時間を持つようにした。彼は今では、「仕事が多すぎる時とはいつなのかがよりはっきりと分かるようになった」と話す。疲労感や浅い呼吸、肩の張りなど過大な負担の初期の兆候に気付くと、「リセットポイントだ」と自分に言い聞かせ、睡眠とレクリエーションを増やすことにしている。その後、彼は2回昇進した。

 メイヨー医科大学(ミネソタ州)のアミット・スード教授によると、多くの仕事と活動を管理できる人間の能力は遺伝と初期の経験で形成される。ストレスと過大な負担に敏感になる傾向を親から受け継いでいる人もいる。愛情たっぷりに育てられ、若いうちに過不足のない逆境で回復力を身に付けた人は、うまく耐えられることが多いという。

 性格も関係がある。スード教授は、利他主義は仕事や活動に意義を見いだす助けになり、この性格を持つ人はマイナスの影響を受けずに多くのことを処理できるようになると語る。2012年に職業行動に関する専門誌「Journal of Vocational Behavior」に発表された研究によると、これとは対照的に、不安や怒りなどネガティブな感情を経験する傾向の強い、神経症的傾向の人は多くの仕事を与えられるとより緊張を感じる。

 仕事と生活のバランスに関するコンサルタントのカリ・ヨスト氏は、同氏がトレーニングを行った数百社の従業員のうち推定15%は多くの作業を苦もなくこなしたと語る。同氏が「適任者」と呼ぶこの人たちは通常、仕事や家族、個人的活動と社会的活動のために1つのカレンダーを使い、全体を一覧できるようにし、予定を忘れないようにしている。同氏によれば、彼らのほとんどは「協力、コミュニケーション、調整の達人」で、他の人に支援を頼んだり手伝ったりしているという。

 しかし、多くの仕事や活動を処理できる自分の能力の限界を把握している人はあまりいない。過大な負担になると、ほとんどの人がまず気付くのは、「ボールが落ち始める」ことで、子供を迎えに行くことができなかったり、仕事の電話を逃したりするという。

 過大な負担のその他の初期症状には不眠症、ちょっとした病気、血圧上昇、痛みの頻発などがある。感情的な兆候としては怒りやすいことや不安がある。リーダーシップ・コーチ企業の経営者ジャネット・ハーベイ氏は、これを「神経すり減らし」症候群と呼んでいる。つまり、同僚に対してぶっきらぼうで、同僚の言葉を遮ってしゃべったり、自分のしていないことに強迫観念を抱いたりするのだ。人的関係や社会生活は悪化する。一部の人はノーと言えなくなったり、約束する際に交渉できなくなったりする。

 過大な負担では認知面での問題も出てきて、作業記憶と集中力が妨げられることがある。ストレスマネジメントの専門誌「International Journal of Stress Management」が最近掲載した研究によると、この結果、仕事から離れてリラックスすることが困難になる場合があり、疲労と先延ばしの負のスパイラルに陥る。この研究は547人の成人勤労者を対象に行われたもので、2カ月間にわたり、非常に急いでしなければならない仕事の頻度や仕事のあとどのくらい容易にリラックスできたか、などについて調べた。

 ワシントン州のヘルスケア企業の幹部、マルゲリート・サムズさんは07年、5―11歳の子供4人の世話をする一方で長時間労働をして過大な負担となった。子供たちをバイオリン、フェンシング、水泳の教室に連れて行ったり、医者の予約を取ったりしながら、1日に最高12時間も働いた。彼女は不安感を抱き、消耗し、「もう賢明な決断は下せなくなった。ささいなことでも非常に抗しがたいことのように思えた」。上司との定期面談で彼女は自分が言葉を失っていることに気付いた。「『辞める』という言葉しか出なかった」という。上司は2週間の休暇を与えるとともに、労働時間も減らした。

 サムズさんはそれから過大な負担に気づけるように自分を訓練した。あまりに忙しかったりストレスがたまったりすると怒りっぽくなる傾向があるのだ。彼女は時間とエネルギーの割り振りをチェックするのを手伝ってくれる友人や同僚のネットワークを作った。

 逆説的かもしれないが、やるべきことを増やすことで自分の最適な位置にとどまれる場合もある。ペンシルベニア州のリーダーシップ・コーチ、パット・マシューズ氏によれば、こうすることで活力を獲得し、面白くない活動をやめるのに必要な視点を得ることができる。

?同氏がカウンセリングをしたIT企業のマネジャーは、あまりに疲れていたため仕事を辞めることを考えていた。しかし、彼は楽しみだったコーラスグループにもっと時間をかけるようにし、一方でストレスの多かったマンション管理組合理事を辞めた。この結果、彼は活力を取り戻し、家族との時間が増え、従業員との関係にも忍耐強くなったという。

By Sue Shellenbarger

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2014.05.16|コメント(-)トラックバック(-)

ブラジルW杯、警官隊が「重装備」すぎる・・・制服は「摂氏427度」でも大丈夫=中国メディア


 中国メディア・国際在線は14日、6月にサッカー・ワールドカップ(W杯)開幕を控えたブラジルの警察当局がW杯の警備向けに調達した制服が、まるで「ロボコップ」のようだとする国外メディアの報道を伝えた。

 記事は、ブラジルの大事件警察部隊(BPGE)がこのほど特製制服200着の納品を受けたとし、「重さ10キログラム、摂氏427度の高温に耐えられる。ヘルメットとプロテクターによって背中、胸、肩が保護されるほか、胸部と背部にはさらに特別な保護層が施され、外部からの衝撃を軽減することができる」とその特徴について紹介した。

 この特製制服は、大会期間中に発生しうるデモ活動に対応するためものであるという。記事は、同国内では昨年以降、巨額の費用がかかるW杯や五輪開催に反対する市民デモが相次いでいるとし、今年2月にはカメラマンが同国でデモ活動を取材中に爆竹が頭部に命中して死亡する事件が起きたと伝えた。

 「ロボコップ」のような制服以外にも、警察隊員が専門の武術訓練を受けるなどして、安全保護能力を高めているとのことだ。重装備であればあるほど、警戒が厳重であればあるほど、現地における「治安リスク」の高さが伺い知れるというもの。彼らの警備によって、つつがなく大会日程が消化されることを祈りたい。(編集担当:今関忠馬)(写真は中国国際放送局の14日付報道)

2014.05.16|コメント(-)トラックバック(-)

専門医などの充実度で脳卒中死亡率26%差-九州大と国循の調査結果


 高度な治療を24時間体制で行う脳卒中センターは、そうでない施設に比べて脳卒中の死亡率が26%も低下することが、九州大大学院と国立循環器病研究センター(国循)の研究チームの調査結果で分かった。【松村秀士】

 米国では高度な血管内治療などを24時間行える「包括的脳卒中センター」(CSC)が普及しつつあるが、日本ではCSCに相当する脳卒中センターは各地域に1、2施設程度しかないのが現状だという。

 CSCの機能を備えた脳卒中センターの実態を把握するため、同大大学院医学研究院脳神経外科学分野の飯原弘二教授と、国循予防医学・疫学情報部EBM・リスク情報解析室の西村邦宏室長らの研究チームは、日本脳神経外科学会や日本脳卒中学会などの教育訓練施設を対象に調査を実施。脳卒中内科の専門医の常駐や集中治療室の整備といったCSCの要件をどの程度満たしているかを聞いた。回答を得た749施設に対し、人員や診断機器、設備、教育体制などの整備の充実度を点数化した「CSCスコア」を作成した。

 さらに、DPC対象病院265施設の2010年度の退院患者の中から、5万3170件の脳卒中症例を抽出し、CSCスコアと脳卒中死亡率の関係を検証した。

 その結果、CSCスコアの点数が高い施設ほど、脳卒中の死亡率は有意に低下することが明らかになった。また、対象の265施設を点数ごとに5つのグループに分けた場合、CSCスコアの点数が最も高い群は、最も低い群に比べて死亡率が26%低下することが分かった。また、点数が最も高い群のほうが、後遺症が残らずに退院する人の割合が多かった。

 調査結果について飯原教授は、「今後、自治体は地域の脳卒中救急医療の実態を把握した上で、適正な高機能脳卒中センターの配備が求められる」とした。

2014.05.16|コメント(-)トラックバック(-)
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