
桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、宝器(ほうき)とみられる古墳時代前期(3世紀後半)の巴形(ともえがた)石製品が出土していたことがわかり、市纒向学研究センターが5月に刊行した研究紀要で発表した。巴形石製品は今回の遺物を含めて計6例しか出土例がなく、その中でも最古の資料という。
緑色凝灰岩製で、上から見ると正方形状。一辺4・3センチ、厚さ0・9センチ、重さ27・3グラム。角(かど)部分には小さな4つの突起がついている。
纒向遺跡以外では、大阪府柏原市のヌク谷東ノ大塚古墳や埼玉県桶川市の熊野神社古墳など、全国の4古墳で計5例の出土例があるのみ。宝器として副葬されたとみられている。
纒向遺跡は、初期ヤマト政権の首都と考えられている遺跡。巴形石製品は、平成24年度の調査で、その中心部の大王(だいおう)の居館とも推定される建物跡付近の穴の中から出土した。
弥生時代には青銅製の巴形銅器(どうき)があったことが知られる。今回の巴形石製品との関係は不明だが、市纒向学研究センターは「巴形石製品としては最古の例。初期ヤマト政権がつくった宝器と考えられ、配下の首長らに贈るために製作された可能性も考えられる」としている。
今クールの注目度ナンバーワン、西島秀俊(43)主演「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」(TBS系)を相手に大金星だ。小栗旬(31)主演の「BORDER」(テレビ朝日系)は5日の最終回で平均視聴率14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)をマーク。裏番組の“西島モズ”にほぼダブルスコア(7.7%)の大差をつけ、有終の美を飾った。
こういっちゃなんだが、初回視聴率1ケタ台とスロースタートになったのは、テレビ局の番組PR不足も一因だろう。小栗演じる主人公の刑事が、「死者と対話できる」特殊能力を使って難解な事件を次々と解決していくなんて触れ込みだったが、これでは“夢落ち”のように、作り手に都合よく展開するのでは……という懸念があった。死亡した被害者が、主人公の背後から再登場し、わざわざ「犯人はヤツです!」などと教えてくれるのだから、事件の謎も種明かしもクソもない。オカルト的ですらあった。
それでも右肩上がりの視聴率が物語るように、視聴者はグイグイ引き込まれていった。いい意味で期待を裏切られたが、ドラマの勝因は何か。
■続編をにおわす最終回
上智大教授の碓井広義氏(メディア論)はこう分析する。
「小説の中では成立しても映像化するにはとても難しい世界を描いた作品ですが、原作者である金城一紀氏がシナリオも手がけたことで、もしかしたらあるかもしれないと視聴者に思わせる実に巧みなストーリーに仕上がっていました。主人公のキャラクターは小栗旬のキャスティングを念頭におき、当て書きしたと聞きます。生みの親の思いを汲(く)み取り、きちんと具現化するには役者の演技力が必要不可欠ですが、小栗は見事に応えていた。彼は人間の内に秘める陰の部分を表現することに非常に長(た)けた俳優。小栗の持ち味と物語がうまく昇華されたドラマといえるでしょう」
最終回のラストは、小栗が殺人犯役の大森南朋をビルの屋上から突き落とし、正義と悪の境界線を越えてしまう――という内容だった。ボー然とたたずむ小栗の表情が映し出された後、大森に肩を叩かれたところで唐突に終わる、いかようにも続編を展開できる締めくくりだ。
「BORDER」はテレ朝にとって「相棒」に次ぐ金鉱脈となるか。「BORDER2」制作の境界線はもう越えていたりして。
咲坂伊緒原作によるTVアニメ「アオハライド」のキービジュアル第2弾が公開された。新たなビジュアルには、主人公・吉岡双葉と馬渕洸を中心に、友人の槙田悠里、村尾修子、小湊亜耶の姿が描かれている。
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またTVアニメの放送にあわせ「乗ってけ青春!“アオハライダー”Twitterキャンペーン」が、6月13日よりスタート。アニメの公式Twitterアカウントをフォローし、原作やアニメの推薦コメントや感想を「#aoha_anime」のハッシュタグとともにつぶやいた人に、キャストのサイン入りポスターが抽選でプレゼントされる。詳細はアニメの公式サイトにて確認を。
アニメ「アオハライド」は7月よりTOKYO MX、MBS、BS11、GyaO!にて放送開始。女子高生の吉岡双葉と、彼女の初恋の人・馬渕洸を軸に高校生の恋や友情などを描いていく。なお6月13日発売の別冊マーガレット7月号(集英社)には、馬渕洸の目線で描いたアニメのPVを収めたDVDが付属する。