
大王製紙は2日、公募増資と北越紀州製紙への第三者割当増資を実施すると発表した。公募増資で1400万株を、第三者割当増資で423万株を売り出し、最大224億円(手取り概算)を調達する。需要が拡大している紙オムツ工場などの設備投資に充てる。
同社の公募増資は1988年2月以来、約26年ぶりとなる。
調達した資金を使い、家庭紙の子会社エリエールプロダクトのいわき工場(福島県いわき市)に新工場を建設し、ベビー用オムツや生理用品などの生産能力の増強を図る。ティッシュを生産する可児工場(岐阜県可児市)や紙オムツを生産する中国子会社の大王(南通)生活用品の設備増設のほか、普通社債の償還資金にも充てる。
1株当たりの発行価格は10日から16日までに決定する。また、需要動向に応じて最大210万株の追加売り出しも予定している。