
ひと昔前に比べると、今は「年の差カップル」が増えているのは事実。年の差カップルから結婚にいたったケースは芸能界でも珍しくありません。
たとえば、女優の上戸彩さん(28)とダンス&ボーカルユニットEXILEのHIROさん(44)の16歳差、俳優の石田純一さん(60)とタレントの東尾理子さん(38)の22歳差。お笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史さん(43)と木下優樹菜さん(26)の17歳差、俳優の市村正親さん(65)と女優の篠原涼子さん(40)の25歳差、ミュージシャンの高橋ジョージさん(55)とタレントの三船美佳さん(31)の24歳差。そして、タレントの加藤茶さん(71)とタレントの綾菜さん(26)の45歳差など、ちょっと思い出すだけでも年の差婚をした人たちがズラリと並びます。
年の差婚が多いのは、「芸能界が特殊な業界だから」という理由だけではないようです。というのも、結婚相談所の株式会社アルパが調査した「結婚に関するアンケート」によれば、夫婦の年齢の差が11歳以上ある年の差婚をしている割合が、10年前は全体の15%だったのに対して現在は、なんと46%にも増えているとのこと。つまり、ここ10年で3倍も、年の差婚をするカップルが急増したということになります。
なぜ、それほどまでに年の差婚に人気が集まるのでしょうか?
年の差婚が増えている背景には3つの理由が考えられます。
1つ目は「男性の包容力」。なんと言っても、年上の男性は人生経験が豊富。多少のピンチも「大丈夫」「ボクに任せなさい」と過去の経験や多くの人脈を活用しながら上手に乗り越えていかれるだけの実力があります。その包容力が、男性の自尊心を満足させつつ、女性にとっても同じくらいの年代の男性とは異なる大きな魅力に見えます。
2つ目は「女性の満足感」。女性は、年上の男性と一緒にいることで、自分を成長させるような満足感を覚えます。たとえば、一緒に行くお店や話す話題なども、今まで自分の知らなかった世界が広がっていくような気持ちになるのです。「そんな素敵な大人の男性に選ばれた私」という満足感が、二人の関係を円滑にしていくことになります。
3つ目は「お互いの居心地のよさ」。男性は、いつまでもかわいい年下の女性といられることに対して喜びを感じます。また、年下の女性といることで、自分のセンスや見た目も若いままいられる気になります。実際、東尾理子さんが石田純一さんとの年の差のことを聞かれたときにも、「(石田さんは)いつも若いといいますか、体も鍛えていますし、精神的にも若いので、会話が食い違うこともそんなになく。ちょっと好きな音楽の好みが80年代と90年代で違うくらいで。日常会話でも、20歳以上離れていることを感じることもなく」と答えています。
一方、女性のほうも「年上なのにチャーミングなところもある」「年上だからこそ許せる」というような気持ちが芽生えていくもの。つまり、お互いの年齢の差を感じつつもそれを壁に感じるのではなく、むしろ居心地のいいものとしてとらえることができるのです。
そう考えると、上記にあげた芸能人の夫婦も、みなさんすべて円満に暮らしているイメージがありませんか?
年の差婚は今後もまだまだ増えていきそうな予感がしますね。
■岡野あつこ(おかの・あつこ) 1954年8月5日埼玉県出身。夫婦問題の悩みを解決するカウンセリング事業や、カウンセラーを育成する岡野あつこのライフアップスクールなどを運営する、株式会社カラットクラブ代表取締役。NPO日本家族問題相談連盟理事長。1991年よりカウンセリング事業を開始、2万5000件以上のカウンセリング実績をもつ。現在は、後進の育成にも力を入れており、ライフアップスクールの卒業生は1800人を超えている。夫婦問題解決のプロとしてメディアに出演し、一人でも多くの人に笑顔が戻るよう日々活動中である。離婚相談救急隊 http://www.rikon.biz/。