
■12月の営業再開目指し
昨年9月の台風18号で被災し全面運休が続く甲賀市の第三セクター鉄道「信楽高原鉄道(SKR)」は、今年12月の営業再開を目指し、18日から車両の点検運行を始める。実際に車両を走らせて、信号機や警報機など電気系統に異常がないかなどをチェックし、運行再開に向け準備を進める。
市やSKRによると、点検運行は、被害がなかった信楽-紫香楽宮跡駅間の5・1キロで実施。19日までは工事用車両、20日以降は旅客用車両を1日1往復させてレールのさびを取り除き、踏切の稼働や警報音など電気系統に異常がないかを確認する。
SKRの担当者は「復興への明るい第一歩として大いに期待している。本格的な営業再開に向け、徐々に準備を進めていきたい」と話している。
◇
SKRは4月からの消費増税に伴い、平均2・7%アップの運賃改定を近畿運輸局に申請した。認められれば、運転再開時の運賃が、現行より10円高くなる。また、代行バスの運賃も信楽-貴生川駅間で450円から460円になる。通勤通学定期も改定される。