
一夜で當麻曼荼羅(たいままんだら)(国宝)を織り上げた中将姫(ちゅうじょうひめ)が西方極楽浄土に導かれる様子を再現した「練供養会式(ねりくようえしき)」が14日、葛城市の當麻寺で営まれた。
中将姫は當麻寺に入り、蓮糸を使って一夜で當麻曼荼羅を織り上げ、29歳の春に極楽浄土へ成仏したという伝説がある。練供養会式では、本堂を西方極楽浄土、裟婆(しゃば)堂を人間界に見立て、その間にかけた来迎(らいこう)橋を金色の面ときらびやかな衣装を着けた観音菩薩などに扮した信者らが練り歩き、中将姫を西方極楽浄土に導く様子を再現した。
橿原市から訪れた女性(77)は「久しぶりに訪れましたが、きれいで感動しました」と話していた。