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2026.06.27|コメント(-)トラックバック(-)

ポニョ以来1000万人突破 メガヒット「アナ雪」になぜハマッた? 


 ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」の勢いが止まらない。4月29日で観客動員1000万人を突破し、興行収入128億7278万円を記録。1000万人を突破するのは「崖の上のポニョ」(2008年)以来6年ぶりという快挙だ。劇中歌の人気ももちろんだが、ヒロインである2人の姉妹の姿に、女性たちが共感していることがヒットの要因という。何度も映画館に足を運ぶ、熱狂的なリピーターも続出。現代女性の心に「アナ雪」はなぜ響いたのか。

 「字幕版を3回見ました。次は吹き替えを見に行きたい。見るたびに、作品の深みを感じています」

 こう話すのは、東京都渋谷区の会社員、るいさん(31)。同じ作品を映画館で3回も観るのは自身の最高記録だ。

 アナ雪は、アンデルセン童話に着想を得たミュージカルアニメ。触れたものが凍ってしまう特殊な力を持ったため孤独に生きる王家の長女、エルサと、姉を助けに冒険に出る妹、アナの物語だ。

 「エルサの役柄を通じて、自分自身が自分を受け入れる感覚というものを、初めて気付かされた。ディズニー映画はちょっと出来すぎかな、という印象があったけれど、人間の弱さや心の葛藤など内面がきちんと描かれていた」とるいさんはハマッた理由を話す。

 「妹のアナは自然体でまっすぐな天真爛漫(らんまん)で、姉のエルサは殻に閉じ籠もったキャラクター。わたし自身もアナに似たタイプの妹がいて、昔から妹に憧れていたんです。自分とエルサの姿が重なってみえてきた」とも語る。

 るいさんのようにキャラクターに魅了され、3、4回見たというリピーターは少なくない。そうした人気を後押ししているのが、エルサが歌う劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」だ。日本版の松たか子(36)の歌声は世界中で絶賛され、歌詞を通じて、映画のメッセージが分かりやすく届いている。

 ディズニー宣伝プロデューサーの廣村織香さんもヒットの大きな要因はヒロイン2人のキャラクターにあると分析する。

 「姉のためなら自己犠牲をもいとわないアナの姿に感動を覚え、姉のエルサが他人に隠し続けてきた本来の姿を解き放ち、ありのままの自分を受け入れていく姿にカタルシスを覚える。キャラクターが恐れと向き合う姿や、自分より他人を思いやる深い愛情など、日本人の繊細な心の琴線に響いたのではないでしょうか」(廣村さん)

 男女の愛が中心に描かれることが多かったこれまでの作品とは趣きが異なり、「男に頼らず、自分でなんとかしようと頑張る姿が良かった。やっぱり男の愛なんて大したことないと思った」と話すのは、東京都港区の女性(34)。現代型のヒロイン像が女性たちの心をつかんでいるのだ。

 4月26日からは3D日本語吹き替え版や、「みんなで歌おう♪歌詞付」版(字幕・吹き替え)の公開が始まった。ゴールデンウィーク突入で、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給の歴代興行収入1位の「アルマゲドン」(135億)を破るのは確実視されており、「アナ雪」快進撃は止まらない。

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2014.05.05|コメント(-)トラックバック(-)
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