
【イスタンブール】トルコ政府がツイッターへの接続を遮断している問題で、首都アンカラの地方裁判所は26日、遮断措置を中止するよう当局に命じた。
国営アナドル通信の報道によると、ツイッターの全面禁止は違法だとする同国弁護士会の訴えを地裁が支持した。アリンク副首相は政府が裁判所の判断に従うと語ったものの、具体的な時期には言及しなかった。
トルコの通信当局は20日、エルドアン首相がツイッターを禁止すると発言した数時間後にサイトへの接続を遮断し始めた。これに対し国内で反発が起き、米国務省や欧州委員会なども批判している。トルコは30日に重要な地方選挙を控えている。
米ツイッター社は26日付のブログで、遮断措置に異議をとなえる訴訟を正式に提起したと述べた。元閣僚の汚職を追及したあるアカウントについては、裁判所による遮断命令には応じるが、同時に法廷でこの命令の取り消しを求めていくと述べた。
法律の専門家らは、ツイッターが再開できるかどうかは不明だとした上で、再開できたとしても新しい裁判所命令ですぐに遮断されかねないと指摘した。
エルドアン首相は、ツイッターが裁判所命令に従うことを拒んだため、やむを得ずサイトへの接続を遮断したと繰り返し主張している。25日夜のインタビューでは、ツイッターは「国家安全保障上の脅威」で、トルコ当局への協力を拒んだと語った。さらに、政府は約700のアカウントの閉鎖を要求していたが、ツイッターは「1、2の」アカウントの削除に同意しただけだと述べた。
AYLA ALBAYRAK And JOE PARKINSON