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オウム法廷 再び 都庁郵便物爆発 菊地被告、懲役5年判決 - NewStter

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2025.08.18|コメント(-)トラックバック(-)

オウム法廷 再び 都庁郵便物爆発 菊地被告、懲役5年判決

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 ■東京地裁「死傷者の可能性認識」

 オウム真理教による平成7年の東京都庁郵便物爆発事件に関与したとして、殺人未遂の幇助(ほうじょ)罪などに問われた教団元幹部、菊地直子被告(42)の裁判員裁判の判決公判が30日、東京地裁で開かれた。杉山慎治裁判長は「運搬した薬品で元幹部らが事件を起こし、死傷者が出る可能性を認識していた。事件に大きく貢献した」として懲役5年(求刑懲役7年)を言い渡した。弁護側は控訴した。

                  ◇

 爆薬原料の「運搬役」とされた菊地被告は無罪を主張。薬品が爆弾製造に使われることなどを認識していたかどうかが争点だった。

 杉山裁判長は、都内のアジトに出入りしていた菊地被告が、元幹部、井上嘉浩死刑囚(44)らが、元教祖、麻原彰晃死刑囚(59)=本名・松本智津夫=の逮捕を阻止する計画を進めていたことを察知していたと指摘。地下鉄サリン事件への教団の関与を疑っていたことなどから、人が死傷する可能性も認識していたと判断した。

 爆発物取締罰則違反の幇助罪については「爆発物が製造される可能性まで認識していたとはいえない」と成立を認めなかった。

 堺徹東京地検次席検事の話「判決内容を十分に検討し適切に対応したい」

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 ■「罪を償ってほしい」 被害の元都知事秘書

 東京都庁郵便物爆発事件で左手の指を全て失う重傷を負った元都知事秘書、内海正彰さん(63)は、菊地直子被告の判決を受け、「被告は判決の重みをしっかりと受け止めて罪を償ってほしい」とのコメントを発表した。

 内海さんは初公判に証人として出廷。菊地被告について「逃走したからには罪の意識があったはず。償うのが人の道ではないか」とする一方、「今さら謝罪されても私の20年は戻ってきません」とも話していた。

 判決後、懲役5年の量刑については「専門家である裁判官の判断だと思う。私としては特段の意見はありません」とコメント。不起訴となった地下鉄サリン事件にも言及し、「地下鉄サリン事件の被害者のことも思い起こしてもらいたい。私以上に多くの憤りと悲しみを持った人々のことをぜひ考えて、罪に服してほしい」としている。

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2014.07.01|コメント(-)トラックバック(-)
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