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「チョコパイ中毒」撲滅狙う?―北朝鮮が労働者への支給禁止 - NewStter

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2025.08.06|コメント(-)トラックバック(-)

「チョコパイ中毒」撲滅狙う?―北朝鮮が労働者への支給禁止


 韓国オリオン製のチョコパイが北朝鮮に入ってきたのは2004年。開城工業団地の韓国企業で働く北朝鮮の労働者が持ち帰った。 

 北朝鮮の労働者は残業代を現金で受け取ることが認められていなかったため、韓国企業は代わりにチョコパイを支給した。

 チョコパイはすぐに人気に火が付き、多くの労働者は家族や親戚のためにとっておいたり、闇市場で売ったりするようになった。開城工業団地が一時閉鎖された昨年は、価格が1個当たり24ドル(約2400円)まで跳ね上がることもあった。英紙インディペンデントによると、それは労働者の1日の賃金に相当する額だ。

 ここにきて、人々は再びチョコパイにありつけなくなりそうだ。北朝鮮当局が韓国企業に対し、チョコパイの支給を禁じたからだ。

 韓国紙によると、「北朝鮮の共産党政治局員らは6月、チョコパイの支給を中止するよう韓国企業に要求した。その代わりに、ソーセージや即席麺、インスタントコーヒー、チョコレートバーの支給を求めた。中には米ドルでの支払いを求められた企業もあった」という。

 北朝鮮がチョコパイの取り締まりに動き出した理由は明らかではない。さまざまな背景が推測できるが、韓国製のチョコパイが北朝鮮の停滞する経済に与える影響を恐れていることも考えられる。もしかすると、インディペンデント紙の憶測のように、国産チョコパイとの競争を阻む狙いがあるのかもしれない。

By Sue Chang

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2014.07.05|コメント(-)トラックバック(-)
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