
6日朝、米ロサンゼルス東部のサトシ・ナカモト氏(64)のピンクがかったベージュ色の2階建ての家には半ダースほどの記者が集まった。
家はカーテンが閉められ、静かだったが、外ではちょっとしたメディアスクラム状態となっていた。米誌ニューズウィークが、模型鉄道ファンのナカモト氏が仮想通貨ビットコインの謎に包まれた創始者だと報じたためだ。
高齢の婦人が付添人とともにこの家から出てきた。付添人はこの婦人を約束の場所に連れて行くのだと言ったが、2人ともナカモト氏に関する記者たちの質問には答えなかった。付添人は「何のことだかさっぱり分からない」と言いながら、婦人が緑色の4ドアの車の後部座席に座るのを介助していた。
その後、ニューズウィークがナカモト氏と特定した人に似た男性が家から出てきて、記者たちに近づき、少し話すからすし屋で「高価な」ランチをおごってくれと言った。記者たちの多くは冗談だと思った。AP通信の記者が食事をおごると申し出ると、2人は人々をかき分けて、APの車で行ってしまった。ただ、その前に彼は「私は何の関係もない」と言っていた。
記者たちはナカモト氏を乗せたAPの車を追って、このテンプルシティーの街中を移動した。それは長い、スローモーションのようなカーチェースだった。2人はすし屋からまた車で走り出し、記者たちは追いかけ続けた。2人は街中を30分走り、そのあとには記者たちの車が続いた。2人の車はロサンゼルスの高速道路に入り、ダウンタウンを走り、AP支局に到着した。ナカモト氏はここでもビットコインには関係がないとしていたが、AP通信にだけ話をすることに同意した。
これは静かな朝のあとの歓迎すべき動きだった。ナカモト氏の家は、中国系移民を中心とした勤労者世帯が多いサンガブリエルバレー地方の中心部の静かな場所にある。近所の人たちのほとんどはビットコインという言葉を聞いたこともなく、一部の人は、多くの人たちは近所づきあいがないため、ナカモト氏一家のことも知らないと話した。
しかし、ビットコインになじみのある人もいて、その創始者と言われている人物がテンプルシティーに静かに暮らしていたということに驚いていた。ニュースを聞きつけてナカモト氏の家の前にやって来たアンディー・スコージロさん(22)は「ここはとても静かな所だ。大きなことなんて何も起きない」とし、「彼がここにいたことに驚いている」と話した。ビットコインについて知っていると言うスコージロさんはスマートフォンで家の写真を撮り、「ビットコインにもっと詳しい」友達に見せると言っていた。
近所に住むピーター・ラムさんは、ナカモト一家はあまり外に出てこないとし、「彼らはいい人たちでいい隣人だ」と話した。ラムさんはこれまでビットコインのことは聞いたことがなく、ナカモト氏の職業が何であるかも知らないと言った。ビットコインの説明を受けたラムさんは「いいものなのか?」と尋ねた。彼は「テンプルシティーには裕福な人たちが引っ越してきている」とし、「家が欲しいなら私に電話を」と言いながら記者たちに名刺を配っていた。
TAMARA AUDI
マレーシア航空のクアラルンプール発北京行きの航空機MH370便が8日未明に消息を絶った。マレーシア航空によれば、MH370便には乗員乗客あわせて239人が乗っていた。中国の習近平国家主席は外交部および大使館に対して、中国国民の救援活動に全力で取り組むよう指示した。
また、李克強首相は関係部門に対し、マレーシアの民間航空部門と密接に連絡し、捜索の強化を要請すると同時に、中国人乗客の具体的状況をできるだけ早く確認するよう指示した。
騰訊新聞によると、MH370便に登場していた乗客の国籍は中国153名、台湾1名、マレーシア38名のほか、インドネシア、オーストラリア、フランス、米国、ニュージーランド、ウクライナ、カナダ、ロシア、イタリアなど10数カ国にわたる。
中国交通運輸部は大型救助船「南海救115」と「南海救101」を墜落の疑いがある海域に向け出発させたほか、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ベトナム、フィリピンなどが合同で捜索を行っている。(編集担当:村山健二)
2014年3月5日、タイの英字紙ネーションによると、日本のオフィス家具メーカー、イトーキ株式会社は、タイの大手家具メーカー、モダンフォーム・グループ株式会社と提携し、タイを東南アジア市場へ進出するための生産拠点とする計画を発表した。
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タイは東南アジアの中心に位置し、多数の人口を抱え、経済力もあり、成長の可能性が大きく、オフィス家具市場としての発展余地は十分にある、とイトーキの山田会長は語った。
イトーキは、タイ市場だけではなく、周辺国市場にも注目している。タイでの年間販売伸び率は30%になると予想している。昨年はタイの事業で3億円の収益をあげた。タイは中国に次いで世界で2番目の海外生産拠点となる。
モダンフォームのタクサ最高責任者は、タイの日系企業はモダンフォームの新規顧客となると述べた。イトーキとの連携により、今年の売り上げの7~10%をオフィス家具部門が占めると期待している。イトーキのオフィス家具販売により、1億~1億5000万バーツ(約3億~4億5000万円)の売り上げを見込む。日本人はいつも日本製品を好むので、タイや東南アジアで日本企業と提携すれば、大きな機会に恵まれる、とタクサ氏は続けた。
モダンフォームは今年15%の売り上げ増を目指しているが、政治的混乱が今年後半におよぶと、成長は10%以下に落ち込むとしている。昨年は最初の10か月間に25%の収益増があったが、最後の2か月で急激に減少した。
モダンフォームの年間収益は36億バーツ(約110億円)、純利益は4億2000万バーツ(約12億6000万円)。輸出は現在、収益の4%であるが、3年以内に10%まで高める計画だ。(提供/Global News Asia・翻訳/編集:YK)