
プエルトリコ・オープン最終日(9日、リオグランデ・トランプ国際GC=7506ヤード、パー72)
8アンダー、27位から出た石川遼(22)は4バーディー、1ボギーの通算11アンダー、19位で終えた。4試合ぶりに進んだ決勝ラウンドを連日の69で回り、手応えをつかんだ。
出だしの1、2番で連続バーディー。9番でもバーディーを奪い前半3アンダー。後半の14番でボギーをたたいたが、最終18番でバーディーを奪い返した。
今田竜二(37)は7アンダーの43位。単独首位から出たチェッソン・ハドレー(米国)が通算21アンダーで逃げ切り、ツアー初優勝。
【新・関西笑談】オリックス球団副本部長兼編成部長・加藤康幸さん
5年連続Bクラスと低迷するプロ野球、オリックスに今季、球団副本部長兼編成部長として加藤康幸氏が就任した。ダイエー(現ソフトバンク)では王貞治、楽天では星野仙一という名将のもとで野球を学び、日本一に輝いたマネジメント経験を生かして立て直しに挑む。本格的な野球経験がゼロという、ユニークな経歴の持ち主がたどってきた“球歴”と、新天地での意気込みを聞いた。(聞き手 喜瀬雅則)
-新天地での最初の1カ月。オリックスを見てどうですか
加藤 正直、転校生みたいなものですからね。感じたことを素直に、まず先入観なしに受け入れる。それが第一でしょう。今でも京セラドーム大阪の構造が分からなくて、迷子になったりはするけどね。
--これまで敵としてみていた印象は
加藤 脅威に感じていたんです。ポテンシャルさえ出せれば、相手には嫌なチームですよ。だから、フロントの僕らを含めて「うるさいのがいるな」と思われるような、トレードを仕掛けても「本気だな」と思われるような、そんな意識を相手に持たせられるチームにしたい。そのためにも現場やフロントのスタッフの力や、そのモチベーションがどうか。ストレスを感じていれば、それはどうやって取り除けるのか。そういうところを、行く先でいつも考えています。
--今年の展望は
加藤 12球団、キャンプイン前日の1月31日の午後7時から9時ごろには、全員が集まってミーティングをやって「今年こそ」って言ってるわけですけど、いつからか無理だ…と感じ出すわけですよ。それをできるだけ後ろにする環境を作るのが、フロントのミッションだと思う。選手が意気に感じてやってくれるかどうか。僕らができないことを選手に委ねるわけですからね。
--昨季まで所属した楽天は初の日本一。チーム作りは、並大抵の苦労ではなかったと思います
加藤 考えましたね。まず、野球をやっているのは選手。日本ハムが優勝したときの選手構成、ホークスが勝ったときの選手構成、そのときの四球数、どのイニングで点を取ったのか、など「勝ちに行くパターン」を調べて、どれだけそのメンバー構成に近づけられるのか、を調べました。
例えば、併殺を増やしたいとなると、ゴロで打ち取るタイプの投手が必要になる。じゃあ、それは誰なのか。そういう基礎知識は監督、コーチは知っているんだけど、細かい数字になると知らない。それを資料にして見てもらう。次第にコーチたちから「もうちょっと見せてください」とアクションが起こってくるんです。そうやって、構成するための要因を増やさないといけないですから。
--そうした地道な成果が、結果につながった
加藤 これをどう機能させるのか。巨人なら厚い選手層がある。しかし、サッカーでも退場で1人いなくなったのに10人でまとまると、強くなったりすることがあるでしょ? まずは戦力がかぶらないこと。その中で、他のチームにない特殊性を生み出していこうということなんです。
<FedExCupポイントランキング>
「WGC-キャデラック選手権」「プエルトリコ・オープン」終了時点でのフェデックスカップポイントランキングが発表された。
遼、来季シード当確!フェデックスカップ目標ライン突破
「WGC-キャデラック選手権」で今季2勝目を挙げたパトリック・リード(米国)が前週の10位から3位にランクアップ。また「プエルトリコ・オープン」でツアー初優勝を挙げたチェッソン・ハドリー(米国)が78位から21位へのジャンプアップを果たしている。
日本勢では松山英樹が27位、石川遼が30位にそれぞれランクイン。低迷の続くタイガー・ウッズ(米国)は187位となっている。
【FedExCupポイントランキング】
1位:ジミー・ウォーカー(1,872pt)
2位:ダスティン・ジョンソン(1,334pt)
3位:パトリック・リード(1,326pt)
4位:バッバ・ワトソン(1,240pt)
5位:ハリス・イングリッシュ(1,168pt)
6位:クリス・カーク(1,047pt)
7位:ウェブ・シンプソン(962pt)
8位:ザック・ジョンソン(918pt)
9位:ライアン・ムーア(894pt)
10位:ケビン・スタドラー(827pt)
21位:チェッソン・ハドリー(510pt)
27位:松山英樹(480pt)
30位:石川遼(453pt)
187位:タイガー・ウッズ(43pt)
(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>