
抵抗力の弱い乳幼児の結核感染を防ごうと、東京都は保育園や幼稚園を対象にした結核対策の手引を作成した。保育園などの職員が結核を発病するケースが少なからずあることから、都は「この冊子を活用し、職員の健康管理など結核対策を適切に行ってほしい」としている。【新井哉】
都によると、結核患者数は減少傾向にあるものの、都内では「年間3000人近くの新たな結核患者が発生している」と指摘。2012年の人口10万人当たりの罹患率も、都内では全国平均の16.7人を上回る21.7人となっている。都内の教員・保育士の新規登録の肺結核患者も、10年から12年までの3年間で60人近くの報告があるという。
手引では結核について、患者のせきや痰に含まれる結核菌が空中に飛び散り、それを吸い込むことで起きる感染症と説明。特に乳幼児は抵抗力が弱いため、結核菌に感染した場合、髄膜炎などを発症して重症化しやすいとし、重症化予防のため、BCG接種が有効としている。
感染の拡大を防ぐため、「早期に医療機関を受診し、排菌する前に治療を始めることが重要」と指摘。都内で発病が確認された教員や保育士のうち、半数以上が人に感染させる可能性のある「感染性」の状態で発見されているとし、警鐘を鳴らしている。
また、「園児の結核よりも職員の結核発病が大きな問題」と指摘し、手引には職員の結核対策に必要な事項を明記。具体的には、▽胸部エックス線検査による早期発見▽早期受診の勧奨▽職員への啓発―などの健康管理が重要としている。また、結核発生時の対応例も掲載。保健所が行う調査への協力や保護者説明会の開催、健診結果の把握などの対応が求められるとしている。
世界的オカリナ奏者の宗次郎氏が16日、「高谷(たかがい)オカリナの里」(佐野市白岩町)でワークショップを開き、地元のアマチュアグループにオカリナを指導した。4月20日、佐野市文化会館(同市浅沼町)で開くコンサートで共演する。
宗次郎氏は昭和50年、同市飛駒町のオカリナ奏者、火山久氏に弟子入り。今年が40年目に当たることから、火山氏から指導を受けた佐野や足利のグループと共演することにした。
ワークショップには約30人が参加。宗次郎氏から「歌うように吹いて」「響きを大切に」などと指導を受け、オカリナ愛好会田沼の石坂芳子会長(66)は「基本の大切さを確認できた」と話した。
佐野市でのコンサートは二十数年ぶりで、宗次郎氏は「私の音楽の原点の地であり、オカリナの音色の素晴らしさを味わってもらいたい」と話した。
17日午前8時50分ごろ、小田急小田原線鶴川駅で人身事故があり、新百合ケ丘-町田間で運転を見合わせている。