
吉林省档案館(資料館)はこのほど、韓国メディアを通じて従軍慰安婦に関する資料を公開した。中国メディアの海外網は「公開された資料には、日本が慰安婦を強制連行したことを証明する資料も含まれている」とし、“慰安婦による証言”という間接的な証明しかなかった強制連行の事実を裏付けるものと報じた。
公開された25件の資料のうち、慰安婦に関する資料は6件あり、当時黒龍江省に居住していた日本人が日本の友人に宛てた手紙も含まれている。報道によれば、手紙には「慰安所の“兵力”はたった20人ほどで、全員が国家総動員法で連行された朝鮮人」と記されているという。
手紙の内容について、吉林省档案館の趙玉潔研究委員は「“兵力”という表現はわかりづらいものの、手紙のなかに登場する日本風の名前と当時の状況から推測すれば、“兵力”とは従軍慰安婦を指すものと推測される」と述べた。
また、档案館が公開した南京憲兵隊に関する報告書によれば、中国蕪湖市にいた109人の慰安婦のうち韓国人慰安婦は36人と記されていた。
さらに別の資料では韓国人慰安婦について「特殊慰安婦」と表記していたほか、満州中央銀行の電話記録には、旧日本軍が公金で組織的に慰安婦を集めていたことが記されていた。憲兵隊の報告書には「慰安婦の数が足りないため、現地で慰安婦を集めている」などの記述も見られるという。
档案館側は「公開した資料は旧日本軍が組織的に慰安婦を集めいていたことを証明している」と主張、档案館の尹懐館長は「韓国はともに同じ苦難を味わった隣国だ。われわれは韓国各界と今回の成果を共有し、研究をさらに発展させたい」と語った。(編集担当:村山健二) (写真:在韓国日本大使館の前に設置された従軍慰安婦を象徴する少女像/撮影:宮城英二)
2014年3月22日、米誌ウィークリー・スタンダードは、クリミア危機が米中関係に与える影響について分析した。
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米国にとって中国は長期的な安全リスクの対象だった。しかしクリミア危機がその状況を変えた。再びロシアが最大のリスクとして浮上することになった。しかし、考えてみれば中国とロシアには多くの相似点があり、類似したリスクと言えるだろう。
その共通点とは強国復活を目指している点だ。プーチン大統領は「ロシア連邦解体は20世紀最大の地政学的災厄」だと明言。強大なロシア復活を目指した動きを続けている。一方、中国は19世紀から20世紀を日本や欧米に蹂躙された屈辱の時代ととらえ、大国復活という「中国の夢」を目標としている。
クリミア危機で東アジアにおける米国の影響力が弱まるなか、中国は今なにかを獲得できないかと虎視眈々と狙っている。米国はそれを許してはならない。中国の国力と地位は向上が続いているが、日韓など中国周辺の同盟国を強化し対抗させることが重要だ。(翻訳・編集/KT)
親が重度の要介護状態となった場合、現役の常勤従業員の1割余りが離職する可能性が大きい―。そんな調査結果を、ダイヤ高齢社会研究財団がまとめた。調査では、51歳から60歳までの管理職の半数余りに、要介護状態かそうなるリスクを抱えた親がいるとする結果も出ており、親の介護が現役世代に重くのし掛かる現実が、改めて裏付けられた。【ただ正芳】
ダイヤ高齢社会研究財団では昨年2月から6月にかけて、現役の常勤従業員を対象にアンケート調査を実施。4320人から有効回答を得た。
親が重度の要介護状態になった場合の離職の可能性について尋ねた質問では、「可能性が大きい」と回答した人は全体の11.4%で、常勤従業員の10人に1人が、親の状態次第で離職を余儀なくされる実態が浮き彫りとなった。特に親と同居している人の場合、4人に1人に相当する26.6%が「可能性が大きい」と回答した。
■51―60歳の管理職、半数超に親の介護リスク
また、親の介護の現状と将来におけるリスクを尋ねた質問では、「現在および近々に介護が必要な親がいる」と回答した人は、36.5%に達した。また、管理職に限定すると42.6%が「いる」と回答。特に、51―60歳の管理職では半分以上の52.7%が「いる」と答えた。この結果について、同研究財団では、組織の中核人材として複数の部下を抱える管理職の代替要員を確保するのは簡単ではないことから、「これだけ多くの管理職が親の介護のために職責を全うできなくなるリスクを抱えているのは、由々しき問題」と警鐘を鳴らしている。
重視する介護支援制度について尋ねた質問(複数回答)では、親と同居している人では「労働時間の短縮制度」(30.5%)、「労働負荷や労働時間・日数の少ない職務への配置」(26.6%)、「出退社時刻の繰り上げ、繰り下げ」(24.4%)などを望む声が多かった。一方、親と離れて生活する人では、「転居のない地域限定の勤務制度・希望勤務地制度」(27.6%)や「在宅勤務制度やサテライトオフィス」(19.0%)を希望する回答が多かった。