
韓国・珍島(チンド)沖の旅客船「セウォル号」の沈没事故で、海洋警察庁の金錫均(キム・ソクキュン)庁長は27日午後、記者会見で「事故対策本部の関係者、民間専門家、捜索現場の指揮官、行方不明者の家族らと論議し、船体の切断を最終的に決めた」と明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。
行方不明者家族らの法定代理人も同日、家族が船体の切断に同意したことを発表。「家族らは当初、行方不明者が(船体から)流出する恐れがあるため消極的だったが、政府が船体付近に網を3重に設置することを約束したので、1人の流出もなく切断作業が行われることを祈っている」と話した。
切断が行われるのは4階の船尾にある大部屋の外壁。内部の仕切りが崩壊し、捜索が難航しているため高さ1.5メートル、横幅4.8メートルほどの大きさで切り取る。29日に事前調査を行い、天候によるが2-3日かけて作業を進める。(編集担当:新川悠)