
東日本大震災から3年。11日は、全国で追悼式が行われた。政府は、東京都千代田区の国立劇場で「東日本大震災3周年追悼式」を開催。会場内に設置された献花台には、一般の献花を待つ人が、列をつくった。【CBニュース編集部】
医療関連団体は、この日に合わせてコメントを発表した。日本医師会は、「すべての人の生命を守ること、それは医師としてあたりまえのこと。私たちは、あのときの思いを決して忘れず、医師だからこそできる力を信じて、未来の生命を守る力になりたいと、心から願っています」とした。
また日本看護協会(日看協)は、「いまだに多くの方が避難生活を余儀なくされており、継続した支援がこれから先も必要です。復興とは、健康な人も病める人もその人らしく健やかな生活を取り戻すこと。道はまだ半ばです。今こそ、看護の力が試されています」(2月11日の日看協主催の復興フォーラム2014「被災地の看護は、いま」で坂本すが会長が発言)とコメントした。
■神戸では被災地に向けて黙とう
神戸市では11日、阪神大震災の犠牲者らの名前が刻まれた、同市中央区の東遊園地の「慰霊と復興のモニュメント」前で、市民らが竹灯籠に被災地へのメッセージを記した。地震が発生した午後2時46分、ろうそくの炎が揺れる中、集まった約80人の市民らが東北の被災地に向けて黙とうをささげた。
イベントでは、岩手県の陸前高田市とインターネット上の動画中継でつなぎ、神戸市民らが被災地にメッセージを届けた。
参加した神戸市の久元喜造市長は、「海と一緒に、その恵みも受けながら生きていく。それが、わたしたちの宿命ではないか。その上で、しっかりと災害対応をしていく」と述べ、南海トラフ巨大地震の防災に決意を新たにした。
一方、陸前高田市の戸羽太市長は、「市の復興は、町並みや産業復興で達成されるのではなく、心の復興こそが真の復興だと強く思っている」とするメッセージを送り、引き続き被災地への支援を求めた。