
阪神・呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)=前韓国サムスン=が16日の西武戦(西武ドーム)に登板。前日15日の横浜DeNA戦(横浜)に続く初の連投で1回2安打無失点としたが、他球団スコアラーは不適な笑みを浮かべている。
「もともと連投には慣れているので、問題なくできました。ただ(韓国時代も)オープン戦では初めて」
同点の9回に登板した守護神。2死満塁のピンチで熊代に全て直球勝負し、外角低めの148キロで空振り三振。和田監督は「動じない姿が頼もしい、表情ひとつ変えずに。打ち取った打ち取らないは別として、マウンドでの姿は非常に頼もしい」と絶賛。だがネット裏の他球団スコアラーは「意外と左打者に苦労するかも」とニンマリだ。
これでオープン戦5試合に登板したが、許した5安打と3つの四死球は左打者。右打者からは5三振を奪うなど完璧にねじ伏せている分、少し心配なデータだ。
左打者に苦戦といえば藤浪も同様だ。昨季は対左の被打率・283(対右は・194)。今春も8日・日本ハム戦(甲子園)で5回9安打5失点と炎上したが、8安打が左打者だった。
「藤浪ほどではないが呉もインステップ。右打者には向かってくる感じがして恐怖心が生まれるが、左打者には身体が開き気味で、球が見やすくなる。タイミングさえ合えば、打ち崩せるかも」(前出スコアラー)
弱点発覚なら大ピンチ。試合後「直していかないといけない部分は修正したい」と本人も自覚していたが、開幕までに克服できるか、注目だ。