
東京都足立区の男児が行方不明になっている事件で、男児の父親(30)が5月に児童相談所から男児の所在確認のための出頭要請を受け、拒否していたことが16日、分かった。父親らは警視庁捜査1課の事情聴取に「朝起きたら死んでいた。約1年前に遺体を捨てた」と供述。捜査1課は供述に基づいて山梨・河口湖周辺の捜索を続けており、父親らが事件発覚を恐れて児相の要請に応じなかったとみている。
男児は父親と母親(27)の次男で4歳。児相は男児が約1年前から所在不明になっているとの情報を入手。5月に児童虐待防止法に基づき、父親に男児を連れて出頭するように要請したが、応じなかった。
その後、竹の塚署員と夫婦のアパートに出向いて説得したが、拒否されたため、今月に入り、裁判所の許可で強制的に家庭に立ち入る「臨検捜索」を実施。室内に父母はおらず、男児も見つけられなかった。同署が父母を横領容疑などで逮捕して事情を聴き、遺体を捨てたことを認めたという。