
沖縄県竹富町が教科書採択地区協議会の答申とは別の中学公民教科書を使用している問題で、下村博文文部科学相は28日の閣議後会見で、国会で審議中の教科書無償措置法改正案が成立した場合、地区が分割されて竹富町が単独で教科書を採択しても「法違反には当たらない」との見解を示した。その上で、「各教委の意見を尊重しながら、沖縄県教委が最終的には決定する」と述べた。
ただ、「法的にはわけても問題ないが、地政学的、文化圏的に考えると、八重山地区は一体的にすることが自然の流れ」と従来の考えを強調した。
現行法は教科書採択地区を市か郡単位としており、竹富町は石垣市、与那国町と八重山地区を形成。改正案では採択地区を市町村単位で設定することができ、県教委が地区分割の是非などを検討している。