
県内の保育所待機児童は4月1日現在905人で、前年比で3人増のほぼ横ばいだったことが6日、県の調査で分かった。保育サービスの拡大が急がれる中、子育て世帯が増加する県南部では待機児童が増加しており、「受け入れ枠」と「需要」の偏り解消が課題となっている。
県によると、就学前の児童が減少しているにもかかわらず認可保育所への申し込みは増え、26年度は前年比3863人増の9万6452人となった。共働き世帯の増加などが背景にあるとみられる。
待機児童が最も多かったのは、さいたま市で128人(同11人増)。川越市の119人(同7人増)、川口市の119人(同9人増)、草加市の74人(同2人減)、和光市の53人(同14人増)が続いた。
保育所新設などで待機児童が最も減ったのは新座市で、同45人減の33人。逆に最も増えたのは吉川市で、前年のゼロから15人になった。
県は25年度、保育所や幼稚園の預かり保育などで3858人分の受け入れ枠を拡大。26年度も保育所整備を継続するとともに、幼稚園や企業などとも連携して5500人分の受け入れ枠拡大を予定している。