
ソチ冬季パラリンピックは9日、ロシア・ソチで大会第2日が行われ、アルペンスキー男子スーパー大回転・座位で、バンクーバー大会の同種目・金メダルの狩野亮(マルハン)が1分19秒51で前日の滑降に続き2つ目の金メダルを獲得した。冬季の日本人選手としては初めて2連覇を達成。また、森井大輝(富士通セミコンダクター)が1分21秒60で銀メダルと、日本勢が1、2位を独占した。
前日に続き、この日も途中棄権者が続出。31人のエントリーのうち12人しかゴールできないサバイバルレースとなった。その中で狩野ら日本チームは、競技前のインスペクション(試技)で入念な下見を行い、難コースを攻略した。「50分かけて戦略を組みました。今日の勝利はチームの力です」と狩野は胸を張った。
日本史上初の連覇が懸っていたが「リラックスしていた」と自然体で臨めたことも勝因だ。「楽しく滑れて結果がメダルならと思った」滑りが2冠達成、そして種目連覇につながった。最後に狩野は「これでパラリンピックや障害者スポーツに少しは注目が集まればいいですね」と話し、「2020年東京五輪・パラリンピック決定後初の大会だし、次の世代に伝えられる結果になってうれしいです」と喜んだ。
なお、座位に出場した夏目堅司(ジャパンライフ)、鈴木猛史(駿河台大職員)、谷口彰(相模組)はともに途中棄権。同種目・立位は小池岳太(セントラルスポーツ)の9位が最高位。12位に阿部敏弘(日本身体障害者スキー協会)が入り、三澤拓(キッセイ薬品工業)は途中棄権、東海将彦(エイベックス・グループ・ホールディングス)はスタートしなかった。
一方、クロスカントリースキー男子15キロでは、前日に行われた7.5キロで銅メダルの久保恒造(日立ソリューションズ)が出場し、14位だった。