
弘法大師空海による四国霊場開創1200年を記念する「弘法大師空海展」が26日から、愛媛県西予市の県歴史文化博物館で開かれる。6月8日まで。
空海が唐から持ち帰ったと伝わる錫杖(しゃくじょう)(国重要文化財)、五鈷鈴(ごこれい)などの仏具や著作、絵巻など約200点を公開。空海の生きた8~9世紀の伊予国の様子や、四国各地に伝わる弘法大師信仰の変遷などについても取り上げている。
このほか空海と同時代を生き、別当大師と称される伊予国風早郡(松山市北部)出身の「光定(こうじょう)」の足跡を紹介。最澄の弟子となり、天台宗の基礎を築いたとされる。同館の大本敬久学芸員は「空海が書写したと伝えられた般若心経など書も見どころ」と来館を呼びかけている。