
任期満了に伴う坂井市議選の投開票が20日行われ、新議員26人が決まった。当日有権者数は7万3366人、投票率は60・03%(前回64・11%)だった。一方、開票作業では持ち帰り票12票の再確認などに手間取ったため、開票終了時刻が前回(平成22年の投票日翌日午前0時5分)より大幅に遅れ、21日午前1時40分となった。
新議員の内訳は現職17人、新人9人で、党派別では自民、民主、公明各1人、共産2人、無所属21人となった。
一方、同市体育館(坂井町下新庄)で行われた開票作業は、午後9時15分に開始。開票速報は同9時45分から30分ごとに行われた。同11時15分に開票率が97・86%に上がった。しかし、同11時45分と翌日午前0時15分は開票速報に進展はなく、“膠着(こうちゃく)状態”となった。
さらに定時の開票速報も遅れ、同0時45分の開票速報(開票率99・87%)は同1時10分発表に。確定票が出たのは同1時40分(選管公表10分後)だった。
市選管によると、遅れた原因の一つは、同0時45分の速報時点で有効票と無効票を差し引いた58票の残票があり、按分票46票を引いた残りの持ち帰り票12票で、「あまりに多かったので、どこかに紛れ込んで票数が足りないのではないかと考え、有効票と無効票の数字を確認する作業をした」(新開和典市選管書記長)のが要因という。さらに、11時15分~0時15分に速報の数字(票数)が変わらなかった点については、疑問票の取り扱いで按分票は有効票が確定しないと出せないので有効票の判定作業を続けたため時間がかかったとしている。
稲田修・市選管委員長は「不測の事態で遅くなり遺憾。12人の持ち帰りの票がこちらの手違いではないかということで再度確認させたため遅くなった。深くお詫びしたい」と陳謝した。