
高気圧に覆われた1日は、朝から気温がぐんぐん上がり、各地で熱中症とみられる患者が相次いだ。高齢女性が死亡したほか、農作業中の男性が意識不明の重体。運動会開催中の中学生も病院に運ばれた。
同日午後4時ごろ、新潟県長岡市の住宅の庭先で、90代の女性が倒れているのを家族が発見、女性は病院に運ばれたが、死亡が確認された。長岡市消防本部によると、熱中症の疑いがあるという。
広島県尾道市消防局によると、午前11時半ごろ、同県世羅町の男性(76)が農作業中に倒れて救急搬送された。意識不明という。男性は午前中近くの田んぼで農作業をしていて休憩などのため、川の土手付近に向かうところで倒れたとみられるという。
東京都渋谷区松濤の区立松濤中学校では午後3時25分ごろ、運動会に参加していた同中学1~3年の男女の生徒計10人が熱中症の疑いで都内の病院に搬送された。意識ははっきりしており、いずれも軽症と見られるという。
同校によると、運動会は午前9時から開始。午後2時半ごろ、大縄飛びの競技を終えて休憩していた生徒らが「胸が苦しい」「気持ち悪い」などと訴えたため、119番通報したという。同校は運動会を中止し、同4時半ごろ、全校生徒を下校させた。
愛知県岡崎市では女児(5)が自宅で嘔吐し、救急車で運ばれた。岐阜県可児市のゴルフ場では、キャディーの女性(19)が倒れたほか、静岡県沼津市では女子中学生(13)がソフトボール部の試合後、熱中症の疑いで病院に搬送された。