
中国メディア・財経網は11日、フランスの税関当局が10日に中国産の偽造薬10トン、100万ユーロ(約1億4000万円)相当を押収したと発表したことを伝えた。偽造薬の押収量としてはEU史上最大規模だという。
フランス税関の発表によると、押収されたのは中国産のアスピリン、男性性機能障害薬、下痢止めの偽造薬。今年2月末にルアーブル港で計240万錠が、「中国茶」と表記されていたコンテナ2個から発見された。
税関関係者は偽造薬について「アスピリンや下痢止めには糖以外の有効成分は含まれていなかった。男性性機能障害薬には有効成分が1種類あったが、用量が正規品と異なっていた」と説明した。
これらの偽造薬はベルギーから輸入されたもので、どこへ運ばれる予定だったかについては分かっていない。
中国は近年、伝統医学分野において自国製品を医薬品としてEU域内に進出させる動きを見せているが、EUの厳しい認可基準により難航している。今回の問題も、一連の動きの足を引っ張る形となりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)