
マレーシア西部サバ州にある海辺のリゾートホテルで2日夜、中国人観光客の女性1人とホテルスタッフのフィリピン女性1人が武装勢力に連れ去られる事件が起きた。グループはフィリピンの反政府勢力とみられる。事件についてマレーシアのナジブ首相は、「消息不明機の問題を複雑化させる意図を持った犯行の可能性も排除できない」と言及した。中国新聞網が3日伝えた。
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報道によると、サバ州では近年、フィリピンの反政府武装勢力による外国人誘拐、射殺などの事件が何度も発生しており、マレーシア警察は犯行がイスラム過激派集団「アブサヤフ」によるものだと断定。集団は外国人を拉致して高額の身代金を要求している。アブサヤフはアルカイダとの関係が指摘される組織だ。
ナジブ首相は今回の事件について「当局は大きな関心を寄せており、事件発生後、フィリピン政府と連絡をとった」と説明。「マレーシアとして積極的に対処する方針で、中国との関係に影響はないと信じている」と述べた。
報道によると、現地の警察は事件後、ホテルが客やスタッフの人数確認をした際に現場にいなかったスタッフ1人を、容疑者として拘束した。
(編集翻訳 恩田有紀)