サッカーのワールドカップに合わせ、ブラジルで開かれる「ロボカップジュニア世界大会」に、滋賀県内の高校生3人のチームと、中学生2人のチームが、日本代表の一角として出場することになった。このうち、高校生チームのメンバーが18日、県庁を表敬訪問し、嘉田由紀子知事に健闘を誓った。
大会は7月にブラジルで開催。自作の自律型ロボット同士でサッカー対決し、専用コートでゴールを決めた数を競う。
出場を決めたのは、いずれも高校3年の京田祐樹さん(18)=県立八幡工業高、金井広行さん(17)=県立河瀬高、山川武聖さん(17)=近江兄弟社高=のチーム「ニトロイヴェンチュアル」と、彦根市立南中3年の馬場竣平さん(14)、彦根市立東中3年の石橋尚之さん(14)のチーム「ビクトリー」。
それぞれ、東近江市教委や彦根市教委などが開催するロボット教室でプログラミングを学んでいる。今年3月にさいたま市で開かれた日本大会で別々の部門に出場し、両チームとも準優勝。世界大会への切符を手にした。
この日県庁を訪れたニトロイヴェンチュアルのメンバーは大舞台を控え、週末に6~9時間集まってロボットの細部の調整やプログラミングの改良をしている。県庁で過去の大会での活躍が映像で紹介され、メンバーが自作ロボットを披露。金井さんは「プログラム通りに動かないときもある。問題点を探して作り直すのが一番大変だけど、成功したときは最高です」と魅力を語り、「ジュニア大会に出られるのは最後の機会。何としても優勝したい」と話した。
16日にはビクトリーの2人も県庁を表敬訪問しており、嘉田知事は「ものづくり県の滋賀にはロボットクリエイターの大先輩が何人もいる。世界大会に2組も出場するなんて」と喜んでいた。