
[映画.com ニュース]第37回日本アカデミー賞の授賞式が3月7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われたが、この日、都内で会見した“全ろうの作曲家”として知られながら18年間にわたり別人に作曲を依頼していた佐村河内守氏が話題をさらった。
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「そして父になる」で最優秀助演男優賞を受賞したリリー・フランキーは、登壇すると「僕のような得体の知れない立場の者が華やかな席に呼んでいただいて、何を話していいのか考えている」と話し、しばし熟考。そして、「昼間に佐村さんが会見をしたらしいですが、辛いだろうなあと。佐村さんよりはウェルカムな感じでスピーチをさせていただいています」と“リリー節”を展開し、場内を盛り上げた。
さらに、喝さいを浴びたのは「風立ちぬ」で最優秀音楽賞の栄冠を手にした久石譲。岩代太郎(「利休にたずねよ」)、荻野清子(「清須会議」)、松本淳一・森敬・松原毅(「そして父になる」)、渡邊崇(「舟を編む」)を代表してマイクの前に立ち、「今日は話題の人が会見をされたようですね。今日受賞した5人は譜面を読めますし、書けますから、念のため」と佐村氏をチクリとし、爆笑を誘っていた。
「涙の太陽」などのヒット曲で知られる歌手の安西マリア(60)が、心筋梗塞(こうそく)で倒れ危篤状態にあることが7日、分かった。
関係者によると、体調に異変が起きたのは2月下旬。午後8時過ぎに自宅で胸の苦しみを訴え、そのまま都内の病院に救急搬送された。現在も集中治療室(ICU)に入っており、意識不明のまま予断を許さない状態が続いているという。
安西は近年芸能活動を再開し、2012、13年にはヌード写真集を発売。最近は小さなライブハウスなどで公演するなど、歌手としても活動していた。バラエティー番組で、認知症を患う母親の介護疲れで精神のバランスを崩したなどと明かしていたが、20日ほど前には「ふだんと変わらぬ様子で知人と会食していた」という情報もあり、急に症状が現れたもようだ。
7日、第37回日本アカデミー賞授賞式が行われ、映画『舟を編む』の石井裕也が最優秀監督賞に輝いた。優秀監督賞には、『東京家族』の山田洋次監督、『そして父になる』の是枝裕和監督、『清須会議』の三谷幸喜監督、『凶悪』の白石和彌監督が選出されており、強豪を抑えての受賞となった。
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『舟を編む』は、2012年本屋大賞に輝いた三浦しをんの小説を原作に、ある出版社の寄せ集め編集部が、気の遠くなるような歳月をかけて辞書作りに挑む姿をユーモラスに描いた作品。辞書の編さんに没頭する主人公・馬締光也に松田龍平がふんしたほか、宮崎あおい、オダギリジョーらが出演した。
本作では、松田も最優秀主演男優賞を獲得。舞台に上がった石井監督は、「どうもありがとうございます。松田さんをどうしても勝たせたかったというか、勝たせようと思っていたので良かったです」というねぎらいの言葉とともに「一緒に戦ってくれた人たちが素晴らしかったです。感謝しています」とコメントした。
石井監督は、1983年生まれの埼玉県出身。『川の底からこんにちは』(2009)などで頭角を現し、2010年には同作に主演した女優の満島ひかりと結婚している。(編集部・中山雄一朗)