主人公が2人組、“バディ”ものは映画の王道スタイルのひとつだ。たとえば2人組の刑事や警官が活躍する作品はすぐに思いつくが、最近のハリウッドでは、異色バディの作品がいくつか作られている。意外なスターが、意外な役どころで、意外なコンビを組む。
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まず一つ目は、『ゼロ・グラビティ』で圧巻の演技をみせたサンドラ・ブロック主演の『デンジャラス・バディ』(日本公開:2014年5月、BD/DVD発売:7月)。本作は、超マジメFBI捜査官×超不良デカという、トラブルだらけのコンビが麻薬組織を追うアクションコメディだ。タイトルに「バディ」と入っているものの、キャッチコピーは「まぜるな危険!」。
ブロックがFBI捜査官を演じ、相棒の刑事役を『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のメリッサ・マッカーシーが務め、「こんなサンドラ見たことない、と言えるくらい弾けた」(配給関係者)掛け合いを披露している。
マジメで偏屈なFBI捜査官のアッシュバーンは、ボストンの麻薬組織の捜査を命じられる。現地へと急行するが、待ち受けていたのは野蛮で暴力的な超不良刑事マリンズだった。相棒として一緒に捜査することになった2人は、反発し合ってありえないトラブルを連発……。
もう一作品は、熱狂的なファンを獲得した『バッド・アス』の続編の『バッド・アス ジャスティス・リターンズ』だ。日本では劇場未公開、7月にDVDが発売。『マチェーテ』のダニー・トレホと『リーサル・ウェポン』(これは刑事2人のバディものだ)のダニー・グローバーが主演する。
前作は、YouTubeにアップされた“バスの中でチンピラを撃退するおじいちゃん”の映像から生まれた。続編では、このベトナム帰還兵のおじいちゃん(演:トレホ)がLAのマフィア相手に戦争を起こすのだが、バディは親友でもあるコンビニ店員(演:グローバー)。不思議な組み合わせの2人が大あばれする。
かつて街の悪を退治したフランクは、ボクシングジムのオーナーとして平和に暮らしていた。ある日、教え子が麻薬組織に殺されてしまう。怒ったフランクは親友のバーニーとタッグを組み、組織へ乗り込んでいく。キャッチは「このジジイたち、ハンパねぇ!」。
「ディズニー七夕デイズ」開催中の東京ディズニーリゾート、いよいよ7月7日(月)までと終了が近づくなか、最終日にパークに行く予定を立てているゲストも多いのでは? 日本の伝統的な行事“七夕”をテーマとしたプログラム「ディズニー七夕デイズ」は、ファンの間では本当に夢や願い事が叶うという声も聞かれ、毎年大人気。今回は初めての方のために、シネマカフェ推奨の楽しみ方をご提案! 東京ディズニーランド編です。
<短冊に書かれたミッキーの願い…「Wishing EVERTONE THE BEST ALWAYS」>
■ 入園後、まずは「七夕グリーティング」を鑑賞! 雨天対策も忘れずに ■
パークに入るとワールドバザールの中央に巨大な“ウィッシングプレイス”があるので、さっそく歩み寄ってしまいがちだが、これを後回しにして、おなじみのパレードルートで実施する七夕限定のミニパレード「七夕グリーティング」を鑑賞するのがオススメ。実は梅雨時期は天候が不安定なので、楽しめるときに優先して観た方がいい。
新しい七夕コスチュームを身にまとったミッキーマウスとミニーマウスが、七夕の装飾を施した人力車に乗って今年も登場! ディズニーの仲間たちも七夕衣装でゲストに挨拶します。待っている間に雨が、という光景も何度も観たので、雨天対策もお忘れなく。
■ 次は「れすとらん北齋」の「七夕膳」に舌鼓! 食後はショップ散策も ■
そして、「ディズニー七夕デイズ」と聞けば、和食レストラン「れすとらん北齋」で楽しめる「七夕膳」(¥2,880)がオススメ! この季節ならではの食材を使用した色鮮やかな和食メニューの数々は、夏らしい味わいの色鮮やかで涼しげな食感とともに七夕気分を堪能できる。
毎年人気のメニューなので、ちょっと待機する可能性も十分にありますが、待ってでもいただく価値があるメニューだ。また、注文すると、店舗オリジナルの“ウィッシングカード”がいただけるので、とってもお得な気分にも。食事の後は、スペシャルグッズを販売中の「グランドエンポーリアム」などのショップを散策してみては?
■ 最後に“ウィッシングプレイス”。夢や願い事を書いて七夕を祝おう! ■
最後に、ワールドバザール中央に設置した“ウィッシングプレイス”へ。ミッキーマウスをかたどった吹き流しが飾られる“ウィッシングプレイス”に、自分の夢や願い事を書いた“ウィッシングカード(短冊)”を結び付ければ、「ディズニー七夕デイズ」の基本コースは終了。
このカードは近くにいる浴衣を着たキャストの皆様が配っていて、ペンや紐も“ウィッシングプレイス”の近くにしっかりと完備。先に時間がかかりそうな「七夕グリーティング」や「七夕膳」を満喫した後に、ゆっくりとカードを書くというコースはいかがだろうか。「ディズニー七夕デイズ」も7日まで。
※写真はすべてイメージです。
(C) Disney
東京・電通四季劇場[海]にて上演中のミュージカル『ウィキッド』が7月3日、国内通算上演回数2000回を達成した。同日、記念の特別カーテンコールが行われ、劇場はお祝いムードに包まれた。
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2003年にブロードウェイで誕生した『ウィキッド』は、今や世界中で累計観客動員数3600万人を超える大ヒットミュージカル。『オズの魔法使い』の知られざるプロローグを描く内容で、賢いが激しい気性と緑色の肌を持つエルファバ、自己中心的だが美しく人気者のグリンダというふたりの魔女の友情と成長がドラマチックに描かれる。日本では劇団四季によって2007年に東京にて初演。以来大阪、福岡、名古屋と公演を重ね、2013年8月からは再び東京にて上演中だ。
この日は本編終了後、オーヴァチュアが流れる中、ふたたびグリンダ役の鳥原ゆきみが登場。「みんな、私に会えて嬉しいのね。私もよ」と劇中のセリフを織り交ぜつつ、「今日は『ウィキッド』上演2000回なの。それを記念して、お祝いのパーティよ!」という掛け声で、ダンサーたちが華やかなパフォーマンスを繰り広げる。そして「ミュージカル ウィキッド 2000th Performance in Japan」の大看板が現れ、オズの魔法使い役・松下武史がこの公演をもって通算2000回を達成したことを報告。「のべ182万人のお客さまの熱いご支援に導かれて、本日、この日を迎えることができました」と感謝の気持ちを伝えると、客席からは大きな拍手が沸きあがった。
その後も熱いアンコールの拍手は鳴りやまず、出演者たちは何度も舞台に呼び戻される。笑顔で手を振る出演者たちに、観客もスタンディングオベーションと大きな拍手で祝福を贈っていた。
東京公演は11月16日(日)の千秋楽まで、同劇場にて上演。チケット発売中。