忍者ブログ

NewStter

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025.08.05|コメント(-)トラックバック(-)

岡野バルブが大幅高、5月中間期は営業黒字に転じる


 岡野バルブ製造 <6492> が前場に33円高の375円まで急伸。後場も高値圏で推移し、終値は32円高の374円となった。

 同社は4日の引け後に今11月の5月中間期決算を発表、売上高は前年同期比16.1%増の33億8500万円、営業損益は3600万円の黒字(前年同期は2億7400万円の赤字)となった。

 原発関連需要の低下で1Qは営業赤字に終わったが、2Qに入り売上高の増加や採算性の高い原子力関連の工事が計上されたことで、中間期では営業黒字への転換を果たしている。

 また、川内原発に対する「審査書案」が9日に原子力規制委員会から示され、秋にも再稼働の見通しと一部に報じられたことや、原発再稼働の新基準への対応をめぐり、各電力会社に計2.2兆円の費用がかかるとの報道も、同社に好材料なった。

 7日は同社以外にも、原発関連で日本製鋼所 <5631> や日本ルツボ <5355> などが原発関連株として動意付いた。(編集担当:片岡利文)

PR
2014.07.08|コメント(-)トラックバック(-)

「タント」首位、燃費性能で人気続く 上期の車名別販売数


 2014年上期(1~6月)の車名別国内新車販売台数は、ダイハツ工業の軽自動車「タント」が前年同期比92.8%増の13万5688台で首位を獲得した。消費税増税後も燃費性能の高さや室内空間の広さで根強い人気を保ち、4~6月は3カ月連続でトップに立った。下期も新型車の投入や軽自動車増税前の駆け込み需要が見込まれており、軽の好調は続きそうだ。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4日、発表した。軽自動車が上期トップとなるのは、09年のスズキ「ワゴンR」以来5年ぶり。軽は新型車を中心に増税前の駆け込み需要の受注残が販売を下支えし、上位10車種中7車種を占めた。

 2位はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「アクア」、3位はHVモデルの人気が高いホンダの小型車「フィット」、4位はトヨタのHV「プリウス」と燃費の良いHVが続いた。

 好調な軽自動車も下期にはいよいよ受注残も消化される。ただ、ダイハツが今後、背高ワゴンより車高を伸ばした新ジャンルなど年度内に計5車種を発売するのを始め、各社は新型車や改良車を相次ぎ投入して販売をテコ入れする見通し。

 軽自動車税が1.5倍になる15年4月の増税を前に、年末以降は駆け込み需要も予想される。日本自動車工業会は今年の軽の需要見通しを前年比12.4%減の185万台と予想するものの、軽大手幹部は「過去最高だった昨年を上回るのは難しくても、2年連続の200万台超は達成できるのでは」と期待している。

2014.07.08|コメント(-)トラックバック(-)

子供を正直に育てる方法、ピノキオより「ワシントンと桜の木」


 子供を正直に育てたいなら、ピノキオよりジョージ・ワシントンのほうが効果的かもしれない。

 最近発表された研究報告によると、初代米大統領ワシントンが子供のとき桜の木を切ったことを父親に正直に話し、褒められたと言う話を聞かされると、子供たちはうそをつく確率が大幅に減少することが分かった。同報告では、うそをついたため鼻が伸びた「ピノキオ」や、繰り返し人をだましたため最後には信用されなくなった「オオカミと少年」の話を聞いた場合には、子供たちの行動に変化はなかったという。

 子供たちに正直という倫理観を教えるのは簡単なことではない。専門家によれば、道徳について話すだけでは何の影響も与えない。トロンド大学のカン・リー教授(人間発達・応用心理学)は、「子供たちに正直であることの道徳的な重要性や、うそをつくことの道徳的な問題点について話しても、それで子供たちが正直になることはない」と話す。

 リー教授らは10年間以上にわたって、それとは少し違う問題について研究してきた。子供たちはいつうそをつくことを学ぶかだ(心配ご無用。うそをつくのは人間の発達の中で全く平常のことだという)。教授らの最新の研究テーマは、教訓を含む子供向けの話から子供たちが正直さを学ぶかどうか。その研究成果が専門誌「サイコロジカル・サイエンス」6月号に掲載された。

 リー教授らはこんな実験をした。3~7歳の子供たちを集め、1人ずつ研究者と一緒に部屋に座らせる。さまざまなおもちゃを背後に置き、音を出して何のおもちゃか推測させる。最初はすぐに分かる音、例えば犬の鳴き声を鳴らす。3番目のおもちゃは分かりづらいものにする。子供が音を聞いた後、研究者はちょっと部屋を出なければならなくなったと言い、おもちゃをこっそり見ないよう注意する。

 研究者は戻るとおもちゃにカバーを掛け、子供にこちらを向くよう促し、ワシントン大統領の桜、ピノキオ、「オオカミと少年」の三つの話のうち一つを読み聞かせる。四つめのグループには、道徳とは関係ない「ウサギとカメ」の話をする。最後に研究者は、おもちゃをこっそり見たかどうかを尋ねる。

 「ウサギとカメ」のグループでは、ほとんどの子供たちが盗み見したが見ていないとうそをついた。3歳児では盗み見した者のうちの約90%、7歳児では60%超がごまかした。全体としては65%が、盗み見したのにうそをついた。

 ところが、「ワシントン大統領と桜」の話を聞いたグループでは、ごまかした者は半減した。「ピノキオ」と「オオカミと少年」は「うさぎとカメ」と変わりはなかった。研究者らは、子供たちはうそをつくことで悪影響を受けるという話よりも、真実を話すことで褒められる話に強く反応するとの仮説を立てた。

 この仮説を基に、研究チームはワシントンの話に焦点を当てた二つ目の研究を行った。半数の子供たちは、うそをついたことによって生じた否定的な結果を強調するように修正された話を聞いた。おもちゃをこっそり見たのにうそをついた子供の比率は、修正した話を聞いたグループの方が、通常版を聞いたグループより高かった。

 リー教授は、「肯定的なことだけを話したときにしか効果がない。子供たちは否定的な情報に対して非常に敏感なようだ」と話した。

 子供たちは、約束という概念にも反応するようだ。2010年に発表された論文によると、うそをつかないよう言われたときにそれを「約束」すると、うそをつく子供の比率が、ワシントンの話を聞いたときと同じ程度低下した。子供たちが約束の意味を分かっていないにもかかわらずだ。こうした結果は有益だが、いずれにせよ多くの子供たちがうそをつくことがうかがえる。リー教授らは、うそを減らす可能性のあるものを特定する研究を続けるという。

 倫理観の発達と道徳的な話について研究するノートルダム大学のDarcia Narvaez教授(心理学)は一連の研究で、子供たちが10歳くらいまでは話のテーマが理解できないことが多いことを発見した。それまでは、大人と違った教訓を得る傾向にあるという。例えばワシントンの話では、子供たちの理解は「やりたい放題やっても本当のことを言えば、大人は大目に見る」というものかもしれない、と同教授はある論文で指摘している。

 同教授によれば、道徳的な行動を教えることとは、単に子供たちにうそをつくか真実を言うかを選ばせることではない。大人は子供たちの判断がカギだと考えがちだが、状況に気付き、正しく理解することを教えるところから始める必要があるという。

 例えば、ある子供が妹を押した場合、親は押した子を怒鳴るのではなく、押された子に焦点を当てる。押した子には「妹を見なさい。どう感じていると思う?」と言って、押された子の気持ちを理解させるように努めるべきだという。

 リー教授は、正直の見本を示すことも重要だと話す。怒らないから本当のことを言いなさいと言ったのに、正直に言われるとその行為について怒り出す親は少なくない。子供が正直に打ち明けたことへの反応と、例えば子供が高価な花瓶を割った事実への反応は切り離す必要がある。これらは別々の機会に教えるべきことだという。

By Shirley S. Wang

2014.07.07|コメント(-)トラックバック(-)
Copyright © NewStter All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます
忍者ブログ[PR]