
(CNN) 米軍の制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長と中国軍トップの房峰輝総参謀長が15日、米国防総省で共同記者会見し、南シナ海や東シナ海の領有権問題を巡る両国の立場の違いを鮮明にした。
会見ではまず、両氏が行った非公式会談について「率直」かつ「建設的な」話し合いができたと振り返った。
中国は現在、ベトナムとの間で南シナ海の西沙諸島の領有権を巡って対立を続けているが、房総参謀長は「我々はトラブルを起こしていない。だがトラブルを起こすことも恐れない」と牽制。「領土問題に関する我々の姿勢は揺るがない。一歩も譲ることはない」と強調した。
これに対してデンプシー議長は「領土紛争が存在することは認めなければならない」と述べ、「現状がどうなっていて、誰がそれを変えようとしているのか」を見極める必要があると指摘した。
デンプシー議長の発言は暗に、現状を変えようとしているのは中国だとする米政府の見解をにじませている。
現在のベトナムとの衝突に加え、中国は尖閣諸島に対しても領有権を主張し、南シナ海のスカボロー礁などを巡ってはフィリピンとの間で領有権を争っている。
一方でデンプシー議長は、ハワイで行われる多国間の海軍演習「環太平洋合同演習(リムパック)」には中国も参加すると発表。年内には自身と房総参謀長を結ぶビデオ会議システムを確立すると表明した。
4人が誤認逮捕された遠隔操作ウイルス事件で、新たに「真犯人」を名乗るメールが16日、産経新聞記者を含む報道機関や弁護士などに届いた。威力業務妨害などの罪で公判中のIT関連会社元社員、片山祐輔被告(32)のパソコン(PC)をウイルス感染させ、犯人に仕立て上げたと主張しており、警視庁捜査1課はメールの内容を分析し、発信元を特定するなどして真偽を調べる。
メールが届いたのは、16日午前11時半すぎ。新たな殺害予告を書き込んだタイトルで、真犯人として名乗り出た理由を「(片山被告が)かわいそうになったから」などとした。犯人しか知り得ない「秘密の暴露」として、平成24年7月に首相官邸に送ったという無差別殺人予告メールの全文などを掲載している。
また、片山被告の自宅や会社のPCをウイルス感染させ、神奈川・江の島への経路を検索していたのを確認。遠隔操作ウイルスのプログラムが入った記憶媒体を江の島に隠し、片山被告が逮捕されるように仕向けたなどと説明している。
片山被告の公判では、検察側がPCの解析結果や江の島の防犯カメラに片山被告が写っていたことなどを根拠に有罪を主張。片山被告は「第三者からPCを遠隔操作された被害者だ」と無罪を訴えている。この日の公判後に記者会見した片山被告は「メールの信憑(しんぴょう)性は高い」と話した。
捜査1課は片山被告から改めて事情を聴くことなども検討するという。
AKB48の選抜総選挙(6月7日、東京・味の素スタジアムで開票発表)に向け、全候補者296人のアピールコメント“政見放送”が「Youtube」で公開されている。当サイト記者は総時間7時間にもおよぶ296人のアピールコメントをすべて観賞。見えてきたのは、「現実的すぎる若いメンバーたちの目標」だった。
アピール動画を視聴するまでは、大半のメンバーが16位までに与えられるシングル選抜、中でも1位に与えられるセンターの座を狙っている…そう思っていた。ところが実際に明確に1位を目標に掲げるのは渡辺麻友(20)や指原莉乃(21)など1位が視野に入った有力候補ばかり。スポーツなどでよく聞かれる「やるなら目標は1位」との声は若いメンバーからほぼ聞けなかった。
センターの次に目標となるのが上位16位までに送られる「シングル選抜」となるが、アピールコメントではここを目標とする声もあまり聞かれない。
姉妹グループHKT48ではシングルのセンターを務める田島芽瑠(14)、朝長美桜(15)も「アンダーガール(17~32位)で」と控えめだ。若いメンバーたちの謙虚というよりは現実的な声に、メディア露出の多い人気メンバーたちとの間にある越えがたい壁の存在を感じた。
逆に一番多く聞かれたのはステージ壇上に上がれる「80位以内」との声。
今年は昨年の64の“枠”から80に拡大したことで、ランクイン経験のないメンバーたちには可能性のある目標と感じられているようだ。ただ夢を与えるのもアイドルの仕事。無謀といわれようとも、もう少し目標は高くてもいい気はした。
アピールコメントでは選挙自体について語らない者も少なくなかった。代わって多かったのが自身のアピール。メディア露出の少ないメンバーにとっては、今回の動画は数少ない大きなチャンスなのだろう。
よく聞かれたのは「劇場に見に来てほしい」と普段の活動をする場を見てほしいとのアピールの声。特に2013年のAKBの中で公演出演回数が一番だったという北澤早紀(16)の「劇場に足を運んで、歌って踊っている私を見つけてほしいです」との訴えは印象に残った。
劇場での地道な頑張りが総選挙本番で実を結ぶとなれば、ファンにとっても美しい話となりそうだが、結果は果たして…。大穴候補満載の予想外の展開になることを東スポWebでは望みたいところだ。
印象に残った候補は5人。記者の感想は次の通り。
☆渡辺麻友(AKB48)
ジャイアント馬場のプロレスがそうであったように王道を行くコメントで、これぞアイドルという印象。動画で輝いてみえたのは照明が明るかっただけではないはず。
☆倉持明日香(AKB48)
ファンに向け手紙を読むスタイルで、笑いあり、感動的な話あり、意外なオチありと奇麗な構成。
☆二村春香(SKE48)
「SKE48に5期生のブームを起こしたい」との全体の目標と個人の目標を並べて語り分かりやすかった。就職試験の自己PRに応用できそう。
☆久代梨奈(NMB48)
動物を持ちこむメンバーは数人見られたが、ハムスターの動きがとにかくかわいい。パネルからひょっこり顔を出す姿は動物好きには必見。
☆城恵里子(NMB48研究生)
笑いに走る動画も数多くあったが、ただチーズを食べるだけの城の動画がシュールで一番面白かった。アイドル性とは違う気もするが、何か持っていることだけは伝わる