英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブが間もなく、新たなワールドプレミアを計画していることが判明した。
これは6月19日、マクラーレンオートモーティブが明らかにしたもの。「英国で6月26日に開幕するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014において、ワールドプレミアを行う」と発表している。
同フェスティバルは1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドの広大な邸宅で始めたイベント。世界中から新旧のレーシングカーが集結して、盛り上がる。
現時点では、マクラーレンオートモーティブが、グッドウッドで予定しているワールドプレミアの内容は不明。ただし、同社は、「最新のサーキット専用車」とだけ公表した。
マクラーレンオートモーティブは、このサーキット専用車の予告イメージを、1点公開。「マクラーレンの名前を冠した最新世代のレーシングカー」と予告している。
《レスポンス 森脇稔》
【北京=矢板明夫】20日付の中国各紙によると、四川省カンゼ・チベット族自治州新竜県の治安維持弁公室の張偉副主任(35)が14日、路上で何者かに拳銃で撃たれて死亡した。チベット族とみられる容疑者は逃走した。
張氏はチベット族だが、漢族の名前を使っていた。地元の公安局で長年警察官を務めた。この地域は漢族とチベット族の対立が激しく、当局に協力的な張氏のようなチベット族に対し、同族の中で不満を持つ人が多い。
地元の公安局は計画された殺人事件とみて捜査を進めており、50万元(約850万円)の懸賞金をかけて有力情報の提供を呼びかけている。
当局の少数民族政策や宗教政策に対し不満をもつチベット族による犯行の可能性がある。攻撃的ではないチベット仏教を信仰する地域で警察官が襲われるのは珍しい。
(CNN) 国際航空運送協会(IATA)のまとめによると、旅客機内の乗客の迷惑行為の報告件数が、統計を取り始めた2007年から2013年までの合計で2万8000件を突破した。この数字は氷山の一角で、迷惑行為は増え続けているという。
迷惑行為は乗員の指示に従わなかったり、暴言を吐いたり、暴力を振るったりする行為を指す。この問題について話し合う航空業界の国際会議も開かれるようになり、英ロンドンで先週開かれた2回目の「DISPAXワールド2014」には、35カ国から約100人が出席した。
同会議の主催者によれば、乗客の迷惑行為は少なく見積もっても週300~400件に達し、報告されないケースも多い。「IATAは2013年の迷惑行為を8217件と報告しているが、これはIATA加盟航空会社に限った統計で、氷山の一角に過ぎない。ほとんどの航空会社はIATAに加盟しておらず、実態を明らかにしたがらない」(主催社幹部のフィリップ・バウム氏)
迷惑行為が増えている最大の要因はアルコールにあると同氏は指摘。「格安航空会社のおかげで、それまで空の旅とは無縁だった層の乗客が搭乗するようになった。空港や航空会社はそうした乗客の大量飲酒文化に十分対応できていない」と述べ、多くの空港で早朝からバーが開いていることなどを問題として挙げた。
そうした中で迷惑行為を半減させることに成功した航空会社に英モナーク航空がある。同社は乗客の泥酔を一切容認しない方針を採用し、特に英国とスペインのイビザ島を結ぶ便で徹底させた。乗客の手荷物にアルコール飲料のボトルが入った免税店の袋を見つけると、頭上の荷物入れに収納させるよう徹底したことなどが功を奏した。
同航空はまた、地元警察と連携して、そうした乗客が搭乗する前に対応している数少ない航空会社の1つだという。