イヤフォン・ヘッドフォンの専門店である「e☆イヤホン」は、正規代理店として、子ども向けヘッドフォンの日本初上陸モデル3機種の取扱いを6月19日より開始した。価格は、音量リミッタ内蔵ヘッドフォン「Buddy phone」が2,960円(税込)。セサミストリートのキャラクターをデザインした「ELMO/COOKIE MONSTER HEADPHONES」が2,980円(同)、「ELMO/COOKIE MONSTER TRAVEL HEADPHONES」が2,480円(同)。
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■ 音量リミッタ/スプリッタ搭載のBuddy phone
Buddy phoneは、香港Onanoff製の子ども向けヘッドフォン。30mm径のダイナミック型ドライバを搭載し、ハウジングは密閉型を採用。WHO(世界保健機関)が推奨する最大85dBまでのリミッタ(音量制限装置)を内蔵し、安全な音量で使用できるという。プラグ部分にはスプリッタを備え、別のイヤフォンやヘッドフォンを接続すれば2人で同じ音楽を一緒に楽しめる。カラーはブルーとピンクの2色を用意する。イヤーパッドは着脱可能。
再生周波数帯域は20Hz~20kHzで、インピーダンスは32Ω。最大入力は20mW。ケーブルはフラットタイプで長さは0.8m。プラグは金メッキのステレオミニ。ケーブルを除く重量は約80g。ヘッドフォンに貼り付けてデザインを変えられる5種類のステッカーが付属する。
■ セサミストリートシリーズ
米DreamGEAR製のセサミストリートシリーズ2機種は、ダイナミック型ドライバを搭載した密閉型ヘッドフォン。カラーはいずれもブルーとレッドの2色を用意する。
「ELMO/COOKIE MONSTER HEADPHONES」は、ハウジングに立体的なキャラクターデザインを採用。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは30Ω。感度は90dBで、最大入力は30mW。プラグは金メッキのステレオミニ。ケーブルを除く重量は約90g。
「ELMO/COOKIE MONSTER TRAVEL HEADPHONES」は、折り畳めるスイーベル機構を搭載する。再生周波数帯域は100Hz~20kHz。インピーダンスは30Ω。感度は85dBで、最大入力は15mW。プラグは金メッキのステレオミニ。ケーブルを除く重量は約70g。
【AV Watch,一條徹】
韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは6月19日、米国向けの新型『ソナタ』に、「ソナタ・エコ」グレードを設定すると発表した。
画像:新型ヒュンダイ ソナタ の「ソナタ・エコ」
新型ソナタは2014年4月、ニューヨークモーターショー14でワールドプレミア。新型は7世代目モデルで、ヒュンダイのグローバル主力中型セダン。とくに米国市場では、トヨタ『カムリ』、ホンダ『アコード』、日産『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)などと競合する。
米国仕様のパワートレインは、ガソリン2種類。直噴2.4リットル直列4気筒「GDI」は、最大出力185ps、最大トルク24.2kgmを引き出す。最上級グレード用の直噴2.0リットル直列4気筒「GDI」ターボは、最大出力245ps、最大トルク36kgmを発生。全車がトランスミッションは、6速ATを組み合わせる。
今回、ヒュンダイモーターアメリカは、新型ソナタの米国仕様に、ソナタ・エコを追加設定。既存の2.4/2.0リットル車に対して、エンジンの排気量を縮小し、燃費性能を追求した。
ソナタ・エコの搭載エンジンは、1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力177ps、最大トルク27kgmを発生する。トランスミッションには、新開発の7速デュアルクラッチを初採用。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地28マイル/ガロン(約11.9km/リットル)、高速38マイル/ガロン(約16.2km/リットル)、複合モード32マイル/ガロン(約13.6km/リットル)。ヒュンダイモーターアメリカは、「複合モード燃費は、ハイブリッド以外ではクラストップ。2.4リットル比で燃費は10%以上向上」と説明している。
《レスポンス 森脇稔》
【モスクワ=佐々木正明】ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナのポロシェンコ大統領が同国東部の事態正常化に向けて発表した、一時停戦を含む和平計画を支持する声明を発表した。一方でプーチン氏はウクライナ政府と東部の親露派武装勢力の双方に、対話の席に着くよう要求した。これまで停戦と対話を拒否してきた武装勢力がプーチン氏の意向に従うかが次の焦点となる。
◆「停戦は言葉だけ」
プーチン氏は声明で、戦闘を27日まで一方的に停止する命令を政府軍に出したポロシェンコ氏の決定を支持。しかし、和平計画自体が武装勢力に対する「最後通告的な性質を帯びてはならない」とも述べ、ポロシェンコ氏と武装勢力に、「建設的対話」と「政治的な妥協」を求めた。
これに対し、ポロシェンコ氏は21日、「ついにロシアも肯定的な評価を下した」と強調、武装勢力は孤立しているなどとして、改めて武装解除を要求した。
こうした中、現地の報道によると、東部ルガンスク、ドネツク両州では22日も戦闘が続いている。政府軍も必要最小限の規模ながら応戦しているとみられ、武装勢力は「停戦宣言は言葉だけだ」と非難している。
◆政権側は強硬策も
ポロシェンコ氏は、27日までの停戦期間に武装解除に応じない親露派勢力に対しては「プランB」も用意していると表明し、徹底的な軍事作戦を展開する方針を示唆している。
一方で、武装解除に応じた者に恩赦を与える法案を近く国会で審議することや、ドネツクでロシア側が参加した円卓会議の実施を計画していることも表明。硬軟織り交ぜつつ、親露派に武装解除を迫っている。
ポロシェンコ氏は「われわれは遅れることなく、断固として平和を取り戻す」とも述べ、全国民に和平計画への協力を呼びかけた。