TBSのスポーツエンターテインメント番組「SASUKE」のテーマパーク「SASUKE PARK in 豊洲」が、7月19日~8月31日に期間限定で出現することがわかった。豊洲に特設会場として設置される予定。
1997年にスタートしたテレビ番組「SASUKE」は、今年7月3日の「SASUKE 2014」を合わせて計30回の放送を数える人気番組。毎回出場者が100名に限定されているため、挑戦することがかなわない人も多かったことだろう。
会場では、番組名物の湾曲した壁を駆け上がる「そり立つ壁」や指先のみでぶら下がった状態で移動しなければならない「クリフハンガー」など、20個余りの“エリア”を体験できるという。また子供や女性にも楽しめる「EASY」コースのほか、一般向けの「NORMALコース」に加えて、コースを制覇した人のみ挑戦できる超難関「SASUKE」コースの3種類が設置されているとのこと。
さらにはファイナル・ステージとしておなじみの「SASUKE TOWER」も全長約15メートルの高さで再現。会場限定のフードやオリジナルグッズの販売なども予定されている。(編集部・井本早紀)
「SASUKE PARK in 豊洲」は7月19日~8月31日の期間で、豊洲の特設会場にて開催(開場時間は10時から18時)
1日フリーパスチケットは前売り券を大人 4,400円、子ども 3,400円、当日券を大人 4,800円、子ども 3,800円(全て税込み)で販売
元刑事でだらしのない父親(役所広司)が失踪した娘の姿に翻弄されるミステリー『渇き。』が6月27日(金)に公開。本作でメガホンをとり、これまで『下妻物語』(04)や『嫌われ松子の一生』(06)などの小説を映画化してきた中島監督が、今回、原作に選んだのはベストセラーを記録した深町秋生の「果てしなき渇き」。しかし、この小説は暴力的な描写が過激すぎるため、映像化は不可能だろうといわれていた。大きなリスクを背負ってまで、このストーリーを映画化しようと思ったのは、なぜだろうか?
【写真を見る】初の本格主演となる小松菜奈。中島監督はオーディションで「あ、この子だ」と直感したという
書店に寄った際、たまたまこの原作を手に取ったという監督。“悪魔のような小説”と評価する彼は、映画化に思い立った理由についてこう語る。「娘を捜す父親が本当に酷い人間で、長所も、娘への愛情もひとかけらもない。その男がボロボロになりながら、やがて娘への想いを見出していく。その過程にハラハラドキドキし、親として最低な男が父になっていく話を作りたいなと思いました」。
また、前作の『告白』(10)を撮ったことが、映画化への後押しになったともいう。「『告白』の時、“憎”が実は“愛”に近い感情だと感じ、その時ふと、唯一のコミュニケーションの手段が暴力である藤島の存在を思い出しました。この作品でなら父と娘の関係を通して、“憎”と“愛”という対照的な感情が混然としていく様を面白く描けるのではないかと思ったんです」と、『告白』との繋がりも明かしている。
映像化不可能という壁に真向から挑み、見事に実現させた監督。自身でも、「多くの人に観ていただけるテンションの高いエンタテインメント作品に仕上がった」と手応えを感じている。原作者の深町もその出来栄えを絶賛しており、「豪快に突き抜けたロックンロールなド傑作。野蛮で鬼畜な話ですが、ユーモア満載でラストはナミダナミダ」と、Twitterでつぶやいているほど。監督が作り上げた独特な世界観や、エネルギッシュなパワーを、スクリーンでしっかりと堪能しておきたい。【Movie Walker】
情報番組「噂の!東京マガジン」(TBS系)の取材に協力したスポーツクラブ・KFCトライアスロンクラブが公式サイトで24日、同番組の取材方法に苦言を呈した。
「噂の!東京マガジン」5月25日放送回では、山野を走るスポーツ“トレイルランニング”(以下、トレラン)を特集。タイムを競うランナーと登山者たちが同じコースを共有することで起こりうる事故の可能性などについて扱っていた。
取材を受けたKFCトライアスロンクラブは、同番組の放送内容について、「余りにも実態とかけ離れた、先にシナリオありきの、ひどい作為的な番組」と批判する。トレラン反対派以外の意見が放映されていない、もしくは加工して放映されていると暴露。トレランは悪というシナリオありきの番組作りになっていると指摘した。
同団体は、取材依頼の経緯や取材時のやり取りなどを相手の実名を出して明かす。「こんな無責任な番組から『トレラン=反社会的スポーツ』というイメージが作られていくのです」と訴え、「トレラン大会で村興しに励む地域の人々や トレラン愛好家にとっては迷惑千万です」と憤りを示す。偏ったイメージが蔓延した結果トレラン大会に規制がかかり、世界的な人気競技であるトレランが日本で衰退してしまうのではないかと懸念した。
なお、KFCトライアスロンクラブは1999年に青梅市でトレイルラン大会の草分けともなった 「青梅高水山トレイルラン」大会を立ち上げた団体。2000年には青梅市観光課の依頼で御岳山で「みたけ山トレイルラン」を立ち上げ、どちらも現在国内トップクラスの人気大会となっている。2001年には青梅市トライアスロン協会を設立している。