ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツの高性能車部門、AMGが2014年秋、発表する予定の新型スポーツカー、『メルセデス-AMG GT』。同車のユニークな予告がドイツで行われている。
画像:メルセデス-AMG GTの実物大 予告オブジェ
メルセデス-AMG GTは、2013年秋に生産終了を発表したスーパーカー、『SLS AMG』の後を受けて、AMGが独自に開発する新型スポーツカー。セグメント的には、SLS AMGのスーパーカーではなく、ポルシェ『911』クラスのスポーツカーとの競合が見込まれる。
メルセデス-AMG GTには、新開発の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンが搭載されることが決定済み。このエンジンは、「AMG M178」型と命名。メルセデス-AMG GTのために開発した専用ユニット。
4.0リットルV型8気筒ツインターボは、最大出力が510ps/6200rpm以上、最大トルクが66.3kgm以上。このV8ツインターボには、最新のピエゾインジェクターを採用。エンジン搭載位置も、55mm低重心化される。
7月9日、メルセデスベンツAMGは、公式Facebookページを通じて、メルセデス-AMG GTの最新予告イメージを配信。ドイツのAMG本社ショールームに、ユニークなオブジェが出現した。
このオブジェ、実物大のメルセデス-AMG GTのシルエットを表現したもの。巨大なハンガーのような11本の骨組みを並べることで、メルセデス-AMG GTのシルエットを浮かび上がらせている。
《レスポンス 森脇稔》
【カイロ=大内清】イスラエル軍はイスラム原理主義組織ハマスへの軍事作戦4日目の11日も、ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザ地区への空爆を継続。AP通信によると死者数は少なくとも85人、負傷者は300人以上に達した。
ガザからのロケット弾攻撃も続いているが、イスラエルのメディアによれば、同国の対空防衛システム「アイアンドーム」は市街地に撃ち込まれるロケット弾の約9割の撃墜に成功しているという。
イスラエル軍はこれまでにガザ内の900カ所以上を空爆。同軍は攻撃目標周辺に事前警告を発しているとしているが、ガザの医療関係者らは、死傷者の大半がハマスなどの戦闘員ではなく民間人だとしている。
(CNN) 旅客機に垂直型の「立ち乗り」座席を導入すれば、大幅なコスト削減と航空運賃の値下げを実現できる――。マレーシアの専門家がそんな構想を国際航空業界誌に発表した。このアイデアは5年以内に実現するかもしれないとしている。
「立ち乗り客室」のコンセプトは、マレーシアのプトラ大学で航空工学を教えるファイルズ・ロムリ教授が発表した。バスや列車と競争できるレベルにまで航空運賃を引き下げるのが狙いだという。
ボーイング737―300型機を使って試算した結果、立ち乗り客室を導入すれば乗客の定員を21%増やし、航空運賃は最大で44%引き下げられると同氏は指摘。「私はよく飛行機を利用する。国内便の飛行時間はとても短い」「そこで、こんな短い飛行時間の間に座る必要があるのかという疑問が浮かんだ」と説明する。
立ち乗り座席のアイデアは、航空機メーカーのエアバスや中国の春秋航空、アイルランドのライアンエアも検討したことがあり、2010年の展示会では立ち乗り座席の「スカイライダー」が発表されている。
ライアンエアなどはその後、立ち乗り座席の計画を打ち切ったが、「このアイデアは十分に検討されないまま却下されているようだ。研究発表も見つからなかった」とロムリ氏は言う。
「航空運賃が下がれば、目的地までバスや列車で6~7時間座って行くよりも、飛行機に立ち乗りして1時間半で着く方を選ぶ人も多いはず」(同氏)
航空安全当局などの反対に遭ったとしても、立ち乗り座席のアイデアは5~6年以内に承認されるとロムリ氏は予想。「航空会社は運航コストを節減したがっているので、選択肢を示されれば大きな関心を示すだろう」と話している。