[映画.com ニュース]TBSは、ウェブ連動の視聴者リアル参加型番組「リアル脱出ゲームTV」を初めて連続ドラマ化し、4月~6月木曜深夜に全10話放送する試みを実施したが、延べウェブ参加者数は124万人を超えて反響を得た。
「リアル脱出ゲームTV」はセカンドスクリーン展開を象徴する人気企画のひとつで、イベント「リアル脱出ゲーム」をプロデュースするクイズ作成集団“SCRAP”とTBSがコラボしたもの。過去にも単発番組で4回実施している。
視聴者はインターネット上の特設サイトで、劇中繰り広げられる謎解きに参加でき、ドラマの中で与えられるヒントを元に主人公と同じタイミングで問題に挑戦できる。早く謎を解いた参加者上位300人のニックネームを番組の最後に表示し(HPには上位1000人)、ドラマの進行とともに解答締め切り時間がカウントダウンされるなど、テレビとインターネットがリアルタイムで連動した新感覚のドラマ。出演はバカリズム、津田寛治、木南晴夏、デビット伊東、岡田義徳、高橋努ら。
番組は4月24日~6月26日、毎週木曜日午後11時53分から約1時間放送(日によって午前0時過ぎ放送開始)。当初関東ローカルの予定だったが、TBS含め系列15局で放送された。関西では放送されなかった。
参加者数は、午前0時台の放送にもかかわらず、1話平均約12万人、多い時は20万人近くが参加した。多くの視聴者が毎回続けて参加したと見られる。特設サイトのアクセス数は、放送日の1日平均で50万~60万PVを記録した。番組の平均視聴率(関東地区)は約2.6%、最高は5月22日の3.8%だった。過去4回の単発放送では、第3回となった昨年8月14日初のゴールデン帯・90分番組全国ネット(午後9時30分、視聴率9.2%)では、参加者が172万人超にのぼり、サイトアクセス数は650万PVを稼いだ。
今回は全国ネットでなく、放送時間も深夜のため、過去の単発番組との比較は難しいが、レギュラー展開する中で反響を得た。なお、謎解きの正解率は平均9.8%(最高は第5話24.2%、最低は第4話1.7%)だった。過去単発では第1回1.8%、第2回0.1%、第3回1.97%、第4回9.9%と、いずれも低い正解率で、クイズは超難問となっている。(文化通信)
モデル、西内まりや(20)の姉で、「2014ミス・ユニバース・ジャパン」で準グランプリに輝いたタレント、西内ひろ(25)が14日、都内で初の著書「準グランプリ」(宝島社、1620円)の発売記念会見を行った。
ミス・ユニバースに応募したが、準グランプリで終わった悔しさや挫折を軸に、19歳から始めた海外1人旅での自分探しなどを盛り込んだ1冊。西内は「私の人生が詰まった本。読んでくれる人にとって人生の源になればうれしい」と笑顔で語った。
一方、知名度で上回る妹のまりやに対しては「ライバル心はあります。私には世界に出て行きたいというプライドがあるので行動力はあると思います」とアピールしていた。
人気アメコミヒーローの活躍を描くテレビアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」(テレビ東京系)の「X-MEN編」が7月16日放送の第16話からスタートし、アベンジャーズとX-MENが、映画ではまだ実現していない共演を果たすことがわかった。
本作では、アメリカの人気ヒーローたちの活躍を、ウォルト・ディズニー・ジャパンが製作総指揮、東映アニメーションが制作を手掛け、日本の男児向けにテレビアニメ化。凶悪なヴィラン(悪役)をとらえるために開発された携帯用捕獲装置「ディスク」に閉じ込められてしまった、アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなどのヒーローたち、そして「バイオコード」というプログラムによって彼らを実体化させる力を手に入れた5人の少年少女が、ロキの陰謀を阻むべく、ヒーローのパートナーとなって戦いに挑む。
16話から登場するX-MENは、突然変異によって超人的能力を持って生まれたミュータントで結成された、マーベルを代表するヒーローチーム。2000年に実写映画化されて以来シリーズが製作され続けており、日本でもヒュー・ジャックマンふんするウルヴァリンの人気が高い。
アメコミの世界では同じマーベルということで加入や共闘を繰り返しているアベンジャーズとX-MEN。しかし製作スタジオの違いから映画における共闘は実現しておらず、日本のファンにとってはまさに夢の共演といえそうだ。16話ではウルヴァリンと悪役のセイバートゥースが登場するといい、今後どんなミュータントが登場するのかにも期待したい。(編集部・入倉功一)
テレビアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」はテレビ東京系にて毎週水曜夕方6:30から放送