(CNN) オバマ米大統領は、食糧安全保障に不可欠なミツバチなどの減少を食い止めるため、関係省庁で組織する作業部会を設置し、原因の究明や保護対策に乗り出すと発表した。
ホワイトハウスの20日の発表によると、ミツバチは農薬やダニ感染、遺伝的多様性の喪失といったさまざまな原因のために、ここ数年で生息数が激減している。
ミツバチやチョウといった昆虫やコウモリなどの生物は、米国の食糧安全保障に不可欠な受粉を担っているとホワイトハウスは指摘。「北米の商業作物少なくとも90種はミツバチのおかげで生産できている。世界的には主要作物115種のうち87種が生物による受粉に依存している」とした。
さらに、受粉を担う生物のおかげで米国経済は240億ドル(約2.5兆円)超の恩恵を受けており、うち150億ドルはミツバチが担っていると説明。アーモンドの受粉をほぼ全面的にミツバチに依存しているカリフォルニア州では、ミツバチの減少で業界が危機にさらされているという。
米国で管理されているミツバチのコロニーの数は、1947年の600万から現在では250万へと激減している。
作業部会は環境保護局と農務省の主導でミツバチやマダラチョウなどが減少した原因を調べ、保護強化のための方策を探る。そのための予算として各省庁の来年度予算に約5000万ドル(約51億円)を割り当てる。
知人男性(21)に無料通話アプリ「LINE(ライン)」で無視されたことに腹を立て、交際相手の女子中学生(12)を連れ去ったなどとして、警視庁少年事件課は、未成年者略取などの疑いで、東京都東大和市のアルバイトの少年(18)ら16~18歳の少年3人を逮捕した。2人は「拉致したつもりはない」と容疑を一部否認し、1人は認めている。
逮捕容疑は4月30日午後9時半ごろ、千葉県柏市の中学1年の女子生徒にLINEで「彼氏を拉致したから1人で来い」などとメッセージを送って東大和市内の駅に呼び出し、スマートフォン(高機能携帯電話)を取り上げてアルバイト少年の自宅や国分寺市内のカラオケ店に連れて行き、5月1日午後7時ごろまで監禁したとしている。
アルバイト少年と知人男性、女子生徒の3人はLINEの美少女アニメ愛好グループを通じて知り合い、男性と女子生徒は4月から交際していた。
3月ごろからアルバイト少年のメッセージが男性に無視されるようになり、4月30日に新宿区内で男性を拉致しようとして逃げられたため、女子生徒を連れ去ることにしたという。
玉川高島屋S・C南館の路地裏に「リネンバード ベースメント」(世田谷区玉川3、TEL 03-5797-5517)が6月19日、オープンした。(二子玉川経済新聞)
経営は近隣で和食器店「KOHORO」や「カフェ・リゼッタ」などを展開する「カフーツ」(玉川3)。同店はリネン専門店「リネンバード」の下階にあり、建物左側の階段を下りた地下にある。
【画像】 店内の様子
売り場面積は23.5坪。「地下の秘密基地」をイメージしたという店内は、壁をスタッフの手で塗るなど、一からこだわって作り上げた。アンティークやビンテージのソファやベッドなどの家具をはじめ、インテリア雑貨を並べる棚や照明器具、壁に立て掛けられているドアなど店内にあるほとんどが販売商品。スタッフの執行(しぎょう)欧一さんは「古いものや新しいもの、ジャンルやスタイルには全くこだわらず『良い』と思ったものだけを集めた」と話す。
「秘密基地で宝探しをするように、じっくりお気に入りのものを見つけてほしい」とスタッフの加藤美佐子さん。「これからも良いものはどんどん取り入れ、常に『今、ここにしかできない空間』を作っていく。店内の変化を探すのも楽しみの一つに来店してほしい」と話す。
オープン記念として「リネンバード」「リネンバードベースメント」で税込み2万円以上の購入客には「真ちゅう製の靴べら」を数量限定で進呈する。
営業時間は10時30分~19時。